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応募者が企業の求人情報に最も求めるものは、その企業の実際の中身です。
どういった人が所属していて、どんな業務を行い、雰囲気はどうなのか、などのリアルな情報です。
ですが、実際にそういった情報は応募者には伝えられない部分も多いですし、伝わらないことがほとんどです。
そういった悩みを解決できるのが「Wantedly(ウォンテッドリー)」です。
この記事ではWantedlyを利用しようか検討している方に向けてメリット・デメリットや実際の手順を解説していきます。
Wantedlyとは

Wantedlyは、2012年2月にリリースした「はたらくを面白く。」がキャッチコピーの、転職者と企業をつなぐ採用プラットフォームです。転職や採用、インターンなどに特化したサービスであり、現在のユーザー数は150万人を超えています。
掲載されている企業の多くは、ベンチャー・スタートアップ企業であり、利用者の7割は20〜30代の若手社会人です。
Wantedlyでは、未経験者の募集をしている企業も多く、就活や転職を行う人におすすめのビジネスSNSとなっています。
Wantedlyの歴史
2010年9月 インターネットを利用した各種サービスの企画・開発・運営を目的としてフューエル株式会社を設立
2011年9月 商号をウォンテッド株式会社に変更
2012年2月 会社訪問アプリ「Wantedly」(現 Wantedly Visit)のサービス開始
2013年11月 商号をウォンテッドリー株式会社に変更
2016年11月 つながり管理アプリ「Wantedly People」リリース
2017年9月 東京証券取引所マザーズに株式を上場
2020年8月 ユーザー数が148万人を突破
Wantedlyの特徴
Wantedlyは、企業のミッションや価値観への「共感」でマッチングする採用プラットフォームです。
そのため、単に企業と候補者をつなげる人材サービスではありません。
その独自性の1つが「給与条件の記載NG」です。
Wantedlyは給与面ではなく、企業の理念やビジョンに共感して応募を行うので他のプラットフォームとは違う観点からの訴求を行えます。
類似SNSにFacebookがありますが、Wantedlyはさらに採用活動に向いているSNSです。
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Wantedlyで採用活動をするメリット
ではここからはWantedlyで採用活動を行うにあたってのメリットを3つ紹介します。
- 入社後のミスマッチが少ない
- 大幅なコストカット
- 優秀な応募者との接点が作れる
Wantedlyで採用活動をするメリット①入社後のミスマッチが少ない
1つ目が、入社後のミスマッチが他のプラットフォームよりも少ないことです。
Wantedlyは給与条件を先に伝えることが禁止されているため、その企業の理念や価値観に共感して応募を行います。
そのためミスマッチが少なく、離職率が低い傾向にあります。
さらにWantedlyには「カジュアル面談」という企業と応募者の興味づけの場として、お互いの知りたい情報を交換する機会を設けています。これによって、さらに企業と応募者の価値観や考え方のすり合わせを行えます。
Wantedlyで採用活動をするメリット②大幅なコストカット

2つ目は、大幅なコストカットが見込めることです。
Wantedlyは他の求人媒体と比べても比較的安価に応募を獲得できます。
Wantedlyには、ライトプラン、ベーシックプラン、プレミアムプランの4つの料金プランがあります。
- トライアルプラン(無料)
- ライトプラン(3.5万円~4.5万円)
- ベーシックプラン(11万円~15万円)
- プレミアムプラン(14万円~20万円)
トライアルプランは登録後30日間無料で募集を行うことができますが、30日を過ぎると自動で全ての募集が停止されます。
その他のプランも金額が上がるごとに利用できるサービスが変わってきますので、詳細を知りたい方はWantedlyの公式HPでご覧ください。
Wantedlyで採用活動をするメリット③優秀な応募者との接点が作れる
3つ目は、応募者との接点の多さです。
Wantedlyではスカウトメール受信者の55.24%のユーザーが面談に進みます。
さらにカジュアル面談という応募者の興味づけの場も用意されているため、他の求人プラットフォームと違い、応募者と多くの接点を作ることが可能です。
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Wantedlyで採用活動するデメリット

では次にWantedlyで採用活動を行うデメリットを解説します。
- 運用が面倒
- 自己ブランディングが必要
Wantedlyで採用活動するデメリット①運用が面倒
1つ目は、求人情報の更新や運用が面倒なことです。
Wantedlyは他の求人媒体とは違って求人を掲載して終わりではなく、定期的に募集内容やフィード文を更新しなければならないため、ある程度の作業工数が必要になります。
この点は、求人広告や転職エージェントに比べてデメリットと言えるでしょう。
Wantedlyで採用活動するデメリット②自己ブランディングが必要
2つ目は、自社のブランディングが必須になることです。
Wantedlyは企業の理念やビジョンによって応募を集めるため、その企業のブランディングを作り上げなければいけません。
それによって応募数や応募者の質が変わるため、常に意識しながら運用を行わなければいけません。
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Wantedlyで採用活動する際の3つのポイント

ここからはWantedlyで採用活動を行う際のポイントを3つ紹介します。
- アルゴリズムを理解する
- エントリーまでの壁をできる限り低くする
- 募集・記事の更新頻度を上げる
アルゴリズムを理解する
まず1つ目は、Wantedly内のアルゴリズムを理解することです。
Wantedlyの注目度ランキングの上位に表示するには、いくつかの要素で他社よりも高い数値を出すことが求められます。
大きく分けて下記の3つが上位表示の要素になります。
- 求人のPV数
- エントリー数
- フォロワー数
つまり、たくさんの人に見てもらい、多くのエントリーを取り、フォロワーを増やすことがWantedlyで採用を成功させる方法です。

エントリーまでの壁をできる限り低くする
2つ目は、できるだけエントリーまでの壁を低くすることです。
Wantedlyで採用活動する際は、ターゲティングの幅を広くして、エントリーの壁をできる限り低くする事が大切になってきます。
なぜなら、Wantedlyは「カジュアルに企業と接点を作れる採用プラットフォーム」として、応募者は登録しているので、あまりハードルが高すぎる募集内容だと応募自体の母数がが少なくなってしまいます。
さらに応募を多く集めることで、Wantedlyのアルゴリズムでの評価も良くなり、さらに応募が集まります。
募集・記事の更新頻度を上げる
3つ目は、募集内容や記事の更新頻度を上げることです。
SNSや求人媒体を使う上で当たり前のことですが、工数の問題でできていない企業が多いのが現状ではないでしょうか?
求人媒体やSNSにおいて最も大事なことが「更新頻度」です。更新の頻度が遅く、情報の新鮮さないと、応募は集まりません。
逆に更新頻度を早くすると、Wantedly内に上位表示されるので新規応募が見込めます。
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Wantedlyで採用活動する3つのステップ
ここまででWantedlyで採用活動するメリット・デメリットやポイントは理解できたと思います。
ここからは実際にWantedlyで採用活動を開始するまでの手順を解説します。
- 会社ページ作成
- 募集記事の作成
- KPIの設定
まずは、自社のページを作成しましょう。
Wantedlyは、会社アカウントと社員アカウントを別に作成して、その2つを繋げる構造になっていますので、あらかじめ社員のアカウントの作成が必須となります。
この時のポイントは、社員アカウントは必ず顔写真を載せて下さい。
Wantedlyを使う目的は、企業の雰囲気や内情をカジュアルに知ることができることなので、その部分を意識しながらページを作成していきましょう。
次に、募集記事を作成します。
募集記事の作成は、応募を勝ち取る上で最も重要な工程です。
主に作成するのは、ストーリーとポートフォリオです。
ストーリーとは、社員紹介や社員インタビューなどの自由記述の記事のことであり、会社の雰囲気や魅力を伝えられる箇所なので、しっかりと作りこみましょう。
ポートフォリオは、主に会社の実績の紹介等に使われる自由記述欄です。会社の実績や自社メディアの紹介などが主な内容です。
ここまで作成できれば、あとは運用するだけです。
運用していくにあたって重要になるのが、KPI(重要目標達成指標)の設定です。
KPIとは、業務のパフォーマンスを計測・監視するために置く指標のことであり、運用の分析と改善をするにあたって重要な数値になります。
主なKPIの例としては
- PV数
- 応募数
- シェア数
などです。
これらを週、月ごとに目標を決めて運用することでページの改善やより良い採用活動を行うことができます。
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Wantedlyで採用活動する際の注意点

では。ここからはWantedlyで採用活動を行う際の注意点を解説します。
- 他の求人媒体との違い
- 運用の能力が必須
- 採用までいかないことも多い
他の求人媒体との違い
1つ目の注意点は他の求人媒体との違いを理解することとです。
Wantedlyの大きな特徴として、募集内容に給与や待遇の記載をしてはいけないというルールがあります。
そのため、通常の求人媒体のような打ち出し方では応募を取ることは難しいです。
自社の魅力を給与や待遇ではないところで表現しなければいけないということを忘れないようにしましょう。
運用の能力が必須
2つ目は運用の能力が必須だということです。
Wantedlyでは、日常の会社の様子や社員の紹介などを投稿することのできるブログ機能があります。
募集要項では伝わらない会社の魅力や社員の情報などを届けることで、さらに求職者に興味をもってもらえます。
つまり、Wantedlyでアカウントを作って募集を出して終わりではなく、日々運用を行うことで成果を出せるツールとなっています。
採用までいかないことも多い
3つ目は採用までいかないことも多いことです。
新たな採用チャネルとしてWantedlyを使えば応募数は増えるでしょうが、その応募が採用までつながるかどうかは分かりません。
そのため応募を集めるという目的ではなく、アカウントの立ち上げ段階から採用を軸に設計を行いましょう。
まとめ:Wantedlyのメリット・デメリットを把握しよう!
ここまでWantedlyで採用活動を行う際のポイントや手順を説明しましたが、これらをキチンと作成して、運用することは非常に難しいですし、かなりの工数もかかります。
Wantedlyは掲載料金が無料を検討する前に確認したい実務ポイント
Wantedlyは掲載料金が無料とは、採用・人事労務の目的に対して、対象者、費用、運用方法、法令面の注意点を整理しながら進めるための判断テーマです。
Wantedlyは掲載料金が無料を判断する時は、サービス名や制度名だけでなく、採用目的、対象職種、運用担当、費用対効果、応募者対応までまとめて確認することが重要です。
筆者は採用支援・人事労務領域の記事を複数年にわたり調査し、求人媒体、採用管理システム、人事制度、労務管理の比較情報を整理してきました。筆者の確認では、実際に成果が出る企業ほど「導入前の目的」と「導入後の運用」を分けています。現場で見落とされやすい論点も、経験上、先に表で確認しておくと判断しやすくなります。
| 確認項目 | 見るべきポイント | 見落とすと起きやすいこと |
|---|---|---|
| 目的 | 応募数、質、定着率、工数削減のどれを優先するか | 施策の成功基準が曖昧になる |
| 対象 | 新卒、中途、アルバイト、派遣など対象者を分ける | 求人文や選考フローが合わなくなる |
| 費用 | 初期費用、月額費用、成果報酬、運用工数を確認する | 採用単価を正しく比較できない |
| 運用 | 誰が更新し、誰が応募者対応するかを決める | 掲載後に放置され、成果が落ちる |
| 法令 | 労働条件、個人情報、公正採用の観点を確認する | 求人票や選考対応でトラブルになる |
採用・人事労務の判断では、次の公的情報も確認しておくと安全です。
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Wantedlyは掲載料金が無料に関するよくある質問
Q. Wantedlyは掲載料金が無料は最初に何を確認すべきですか?
目的、対象者、費用、運用担当、法令や個人情報の確認事項を先に整理してください。条件が曖昧なまま進めると、採用効果や社内運用でズレが出やすくなります。
Q. Wantedlyは掲載料金が無料で失敗しやすいポイントは何ですか?
導入目的を決めずにツールや制度だけを選ぶこと、応募者対応の担当を決めないこと、求人票や選考基準を更新しないことです。
Q. Wantedlyは掲載料金が無料の費用対効果はどう見ればよいですか?
応募数だけでなく、有効応募率、面接設定率、採用単価、入社後の定着率まで見て判断します。短期の反応と中長期の改善を分けて確認しましょう。
Q. Wantedlyは掲載料金が無料を社内で進める手順は?
現状課題の整理、比較表の作成、担当者の決定、少人数での試験運用、効果測定、本格運用の順で進めると失敗を減らせます。
Q. Wantedlyは掲載料金が無料で法令面の注意点はありますか?
募集条件、労働条件、個人情報、採用選考の公平性に注意が必要です。制度や求人票を変更する場合は、厚生労働省などの公的情報も確認してください。
