若手を採用したいのなら、Twitterでの採用活動は最適です。
採用担当者の方は日々、「どうやって応募を増やせばいいのか?」「優秀な人材を採用するためにはどのメディアを活用すればいいのか?」などの課題と向き合っているでしょう。
そんな採用担当者の方におすすめなのが「Twitterでの採用」です。
この記事では、TwitterとはどんなSNSなのか?Twitterでの採用は効果的なのか?を解説していきます。
Twitterとは?
Twitter, Inc.は、カリフォルニア州サンフランシスコを拠点とするアメリカのIT企業です。
マイクロブログとソーシャル・ネットワーキング・サービスの「Twitter」を運営しており、 以前はショート動画アプリ「Vine」とライブストリーミングサービス「Periscope」を運営していました。
サービスとしてのTwitterは、2006年3月にジャック・ドーシー、ノア・グラス、ビズ・ストーン、エヴァン・ウィリアムズによって開発され、同年7月に公開されました。
2012年までに、1日あたり1億人以上のユーザーが3億4000万件のツイートを投稿し 、1日に平均16億件の検索クエリを処理しています。
2019年初頭で、月間アクティブユーザー数が3億3000万人を超えています。
引用元:Wikipedia
Twitterの基本紹介
Twitterの特徴として、
- ユーザーの年齢層が広い
- 反応がリアルタイムで分かる
- 広告も利用できる
などがあります。
国内のSNSユーザー総数は1位であり、まさに日本では最も有名なSNSといっても良いでしょう。
Twitterが特に秀でている点は拡散力です。
Twitterにはリツイートという機能があります。これは他の人のツイート(つぶやき)を自分のフォロワーに拡散することができる機能です。
この機能のおかげで、コンテンツとして優秀であれば容易に認知を広げたり集客できたりします。ですが、この機能は使い方を間違えば非常に危険なものです。
13年前、開発者としてTwitterのリツイートボタンを作ったクリス・ウェザレル氏は「弾をこめた銃を4歳児に持たせてしまったのかもしれない」と自分の過去の仕事を後悔していると話しています。
BuzzFeed:リツイート機能の生みの親、後悔を語る
拡散することが容易に可能なため、それを攻撃に使うユーザーも存在してしまったのです。
Twitterで行う採用活動とは
メリット・デメリットはあるものの、正しい方向性で使用すれば、なんら問題ありません。
特に採用などの”特定の人物に対して情報を届けたい”という狙いの施策には向いています。安価で広く求人情報を拡散できる点は、他のSNSにはない魅力です。
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Twitterで採用するメリット
ではここから具体的にTwitterを使って採用活動をするメリットを解説していきます。
- アカウント自体に資産性がある
- 求人の拡散性が高い
- テキストベースなので運用が楽
Twitterで採用するメリット①アカウント自体に資産性がある
まず1つ目が、アカウントを運営していくことで「資産性」が生まれてくることです。
健全にアカウントを運営していると、フォロワーやいいね数が徐々に伸びてきます。
そのフォロワーにはいつでも自社の情報を届けることができるので、情報の拡散力が担保されます。
この情報の拡散力を広告に置き換えると、かなりのコストになりますので、その分コストカットが図れます。
Twitterで採用するメリット②求人の拡散性が高い
Twitterで採用を行うメリットとして最も大きいのが、拡散性が高いことです。
上記で説明したように、Twitterはリツイート機能があるため、コンテンツ次第で簡単に拡散することができます。
採用活動において、求人をたくさんの人に届けることは、単純ですが最も効果のある施策です。
Twitterで採用するメリット③テキストベースなので運用が楽
3つ目は運用のしやすさです。
InstagramやTikTokは動画+テキストであるため、運用の難易度が非常に高いです。
その点、Twitterは140文字のテキストベースのため、1ツイートにそこまで時間をかけずとも更新が簡単です。
SNSを運用することにおいて、効果がでない最も多い理由に「途中で挫折してしまった」というものがあります。Twitterは運用がしやすいため、SNS初心者が最初に手を付ける媒体としてもおすすめです。
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Twitterで採用するデメリット
逆にTwitterで採用活動をするデメリットを解説します。
- コンテンツ力が必要
- 炎上するリスクがある
- 人材の質が高くない
Twitterで採用するデメリット①コンテンツ力が必要
まず1つ目が、最低限のコンテンツ力が必要ということです。
コンテンツ力とは、他のユーザーが見たい、拡散したいと思うようなツイートのことです。
140字の短い文章なので、難易度としてはそこまで高くありませんが、逆に情報を詰め込むこともできないので、投稿者のライティング技術が試されます。
自社の良さや伝えたいこと、求人内容などを簡潔にキャッチーに伝える能力が求められますので、コンテンツ力が無いと運用が上手くできないかもしれません。
Twitterで採用するデメリット②炎上するリスクがある
2つ目のデメリットは炎上のリスクがあることです。
Twitterは非常に拡散力があり、さらに他のSNSと比べても民度も低いです。
そのため、企業のイメージを下げるような情報がすぐに広がってしまう可能性があります。
Twitterを運用する際は、炎上には特に気を付けましょう。
Twitterで採用するデメリット③人材の質が高くない
3つ目は人材の質が高くないことです。
Twitterは拡散性が非常に高いため、多くの認知が取れます。
そのため優秀な人もそうでない人も応募が増えます。
自社の選考基準がすでに明確にあり、工数が多少増えても構わないのであれば問題ないですが、そうでないのであればおすすめはしません。
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Twitterで採用する際の重要ポイント
ここでTwitterで採用活動をする際の重要ポイントを解説します。
- 企業ではなく個人として活動する
- 毎日更新は必須
- 求職者からの連絡には早めに返信する
Twitterで採用する際の重要ポイント①企業ではなく個人として活動する
Twitterのアカウントの登録は企業ではなく、個人として活動してください。
これはSNS全般に言えることですが、SNSの採用活動のコツは人間味を出すことです。
他の企業のアカウントを見てみると分かりますが、企業がPRのように発信するよりも、個人が発信しているものの方が反応が非常に高いです。企業のアカウントでは、なかなか人間味を出すことが難しいのです。
Twitterで採用する際の重要ポイント②毎日更新は必須
Twitterは上から下にさまざまなツイートがテキストベースで流れていくため、1つ1つのツイートに対する時間がかなり少ないです。
そのため、そもそものツイート数が少ないと、ユーザーの目に映ることが少なくなってしまいます。最低でも1日1ツイートは行うようにしましょう。投稿の時間は終業後や放課後の夕方ごろが望ましいです。
Twitterで採用する際の重要ポイント③求職者からの連絡には早めに返信する
求職者は常に多くの企業に応募したり、検索したりしています。
そこで返信が遅れてしまってコミュニケーションに時差が生まれると、その間に別の企業に内定を決めてしまう可能性があります。
こうした事態は、採用の機会を逃してしまうことにもなりかねません。求職者から応募やDMがあった場合は、すぐに返信しましょう。
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Twitterでの採用を行う際の注意点
では、ここからはTwitterでの採用を行う際の注意点を紹介します。
- 運用のルールを決める
- 採用サイトを作成しておく
運用のルールを決める
1つ目の注意点は運用のルールを決めることです。
採用アカウントとしてツイッターを運用するのであれば企業としての発信となるため、ルールは決めておかなければいけません。
そうでないと発信内容にブレが出てきてしまい、長期的に成果を出すことは難しくなってしまいます。
採用サイトを作成しておく
2つの目は採用サイトを作成しておくことです。
Twitterで求職者を集めることができても、その求職者を実際に採用するには受け皿であるサイトを作ることが必須です。
採用サイトは無料で作成することもできるので、ご要望があればお問い合わせください。
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Twitterで採用した成功事例
ではここでTwitterでの採用活動の企業例を紹介します。
キー・ポイント株式会社【新卒採用】
ZEIN株式会社 採用アカウント
まとめ:Twitter採用のメリット・デメリットを理解しよう
ここまでTwitterでの採用活動とメリット・デメリット、ポイントなどを解説しました。
しかし、SNSでの採用活動は基本的に非常に難しく、SNSを触ったことがないような人ができるものではありません。
もし、SNS採用を行う場合は、それほどの覚悟をもって行いましょう。