【コスパの良い求人媒体】求人検索エンジンとは?主要5サイトの特徴を徹底比較

採用担当者からすれば採用にかかるコストは低ければ低いほど嬉しいのではないでしょうか。

しかし、良い人材を採用しようとすればたくさんの掲載費などの金銭的コストがかかってしまいます。

そこで今回は採用活動がうまくいっているほとんどの企業が使用している求人検索エンジンについて解説します。

求人検索エンジンは採用活動を行う上で非常におすすめな方法です。求人検索エンジンを有効活用できるかどうかで、採用にかかるコストは大きく違ってきますので知っておいて損はないでしょう。

今回の記事は求人検索エンジンについての知識がない採用担当者や求人検索エンジンの使用を検討していた方にわかりやすく解説致していますので、ぜひ最後まで読んでみてください。

目次

求人検索エンジンとは?

求人検索エンジンとは?

求人検索エンジンとは、ネット上のあらゆる求人情報をまとめて見ることができるサイトのことです。
日常生活でよく使用されている「Google」や「Yahoo!」の検索エンジンの求人版のようなものと考えてください。

この求人検索エンジンには様々なウェブサイトの求人情報が集約されており、求職者が簡単に求人情報を検索したり応募したりできます。

「仕事探しはindeed~♪」でおなじみのindeedも求人検索エンジンですし、求人boxやスタンバイも求人検索エンジンです。

求人検索エンジンはたくさんの求人情報が集約されているので求職者も沢山訪問しており、求人検索エンジンに求人を載せることで既存のウェブサイト以外からも応募を集めることができます。

つまり求人検索エンジンをうまく使うことで沢山の応募を集めることができるので効率よく採用活動を行えるということです!

求人検索エンジンの主要サイト5選と特徴

有効に活用すれば採用活動を行う上で大きな武器になる求人検索エンジンですが、今使うべき求人検索エンジンは次の5つです。

主要な求人検索エンジン
  • Indeed
  • 求人box
  • スタンバイ
  • Googleしごと検索(Google for Jobs)
  • キャリアジェット(careerjet)

それぞれ解説します。

Indeed

求人検索エンジンで現在最大手が『Indeed』です。

Indeedは日本だけでなく世界でも利用されている求人検索エンジンで日本国内でも毎月1,100万人が利用していると言われています。規模・求人数・利用者数とどれをとっても日本最大級の求人検索エンジンとなっています。

Indeedは求人を「無料掲載」できるプランと「有料掲載」できるプランがあります。また、企業ページを作成することができたり、Indeed内で求人への応募が完結することができるので非常に簡単に利用を開始することができます。

求人掲載を考えているならまず利用を検討するべき求人検索エンジンでしょう。

Indeedについてさらに詳しく知りたい方はこちらを参考にしてください。

求人ボックス

求人ボックスは「価格.com」や「食べログ」を運営している「カカクコム」が提供しているサービスとなっています。

一度求人ボックスを見てもらえればわかると思いますが、非常にデザインがきれいで使いやすく感じます。

また利用者数も年々伸ばしており、indeedの次に使うべき求人検索エンジンと言えます。

求人ボックスも「無料掲載」と「有料掲載」が用意されています。まずは無料で掲載を行い、効果が出なければ有料で掲載を行うなどして利用することで効果を出すことができます。

まずは一度無料掲載を行ってみてはいかがでしょう。

こちらの記事では求人ボックスについてさらに詳しく解説しています。

スタンバイ

スタンバイは株式会社スタンバイが運営する求人検索エンジンです。

スタンバイはYahoo!と連携しており、Yahoo!ユーザーへのアプローチすることが得意です。特に25歳~44歳くらいのユーザーを得意としており、幅広いユーザーから応募を獲得することができます

indeedや求人ボックスとは違った流入経路を獲得したいときに非常に便利です。

スタンバイも「無料掲載」「有料掲載」どちらも掲載が可能で獲得したい求職者の数や母数によって使い分けることが可能です。

先述の「indeed」「求人ボックス」に負けず劣らずの利用者数で無料掲載でも応募を獲得できる可能性があります。ただし、首都圏や人口が多い場所には求人が集中しやすいので効果が悪くなる可能性があるので要注意です。

スタンバイについてさらに詳しく知りたい方はこちらを参考にしてください。

Googleしごと検索(Google for jobs)

Googleしごと検索(Google for jobs)はgoogleが提供する求人情報サービスです。

Googleしごと検索はgoogleの検索画面と連動しており、仕事関連や求人関連のキーワードを検索した際に表示されます。googleの検索結果画面に直接表示されるのでうまく表示させることができれば非常に費用対のよい求人検索エンジンです。

Googleしごと検索の大きな特徴は「無料掲載」のみという点です。有料掲載が存在していないので無料掲載でも応募を獲得できる可能性があります。ただし、無料掲載の求人が多数掲載されているので上位に表示させるのは非常に難しいです。

無料で掲載できるので先述の3サービスと併用することで効果を最大化させることができます。

Googleしごと検索についてさらに詳しく知りたい方はこちらを参考にしてください。

キャリアジェット(careerjet)

キャリアジェット(careerjet)とは、ロンドンで運営されている求人検索エンジンです。

世界90カ国28言語に対応しており世界各国にユーザーがいるため、グローバルに人材募集できます。

日本ではまだ知名度が低く、Indeedの場合は月間利用者数が2800万人なのに対し、careerjetの月間利用者数は79万人です。

裏を返せば、キャリアジェット(careerjet)は他の有名な求人検索エンジンと比べると、まだまだ登録している企業が少ないため、あまり費用をかけなくてもより上位に表示される可能性が高いのがメリットです。

キャリアジェットについてさらに詳しく知りたい方はこちらを参考にしてください。

【比較】求人検索エンジン主要サイト5サイトの月間利用者数

Indeedスタンバイ求人ボックスGoogleしごと検索キャリアジェット
利用者数3850万人400万人800万人計測不能79万人

求人検索エンジン主要5サイトの利用者数を比べたものが上記の表です。

Indeedがダントツの利用者数となっており、まず利用するならIndeedということがわかるのではないでしょうか。ただし、利用者数が多い代わりに求人数も非常に多く掲載されています。

もし無料掲載で応募が獲得できない場合は有料掲載を行うことをおすすめします。

またスタンバイ・求人ボックスも利用者数は月間400万人以上となっているので非常に多くの人が利用しています。多くの応募を集めたい際は、indeedを使用しスタンバイ・求人ボックスのどちらか、および両方を使用することをおすすめします。

【比較】求人検索エンジン主要サイト5サイトの違い

採用単価を下げるためには求人検索エンジンの違いを把握して効率よく応募を取っていく必要があります。そのためにまずはそれぞれの検索エンジンの違いを把握しましょう。

主要5サイトの検索エンジンの違いを表にまとめました。

Indeed求人ボックススタンバイGoogleしごと検索キャリアジェット
料金形態無料/有料 無料/有料 無料/有料 無料のみ有料のみ
掲載方法直接投稿
クローリング
提携サイトに掲載
直接投稿
クローリング
提携サイトに掲載
直接投稿
クローリング
提携サイトに掲載
クローリング直接投稿
クローリング

共通点としてはどの求人検索エンジンも自社サイトをクローリングされるように最適化することで求人を掲載することができます。

google仕事検索(Google for jobs)は他の求人検索エンジンと違い、クローリングのみとなっていますが無料掲載のみとなっているのでうまく活用できれば非常にコストパフォーマンスが良いです。

indeed・求人ボックス・スタンバイは有料掲載が可能でコストをかけることで応募数をより多く獲得することが可能です。

求人検索エンジンにはそれぞれユーザーに傾向や特徴があるので詳しく解説した記事で理解を深めることをおすすめします。

求人検索エンジンの仕組みは?

求人検索エンジンの仕組みは?

求人検索エンジンはクローラーと呼ばれるもので日々ウェブサイトを巡回しており、求人情報を集めています。このクローラーにクローリングされると求人検索エンジンに求人を掲載してもらうことができます。

求人検索エンジンの仕組みは複雑なので簡単に説明します。

ただし、求人情報をクローリングさせるためにはウェブサイトをクローリングしてもらうためにはプログラミングなどの知識が必要になる場合があるので注意が必要です。

もしプログラミングの知識がなくても求人検索エンジンに求人を掲載したい採用担当者にはATSがおすすめです。

求人検索エンジンと求人サイトとの違い

求人検索エンジンと求人サイトの違いは?

求人検索エンジン求人サイトと違い、ネット上のさまざまな求人情報を一括で掲載しており、以下のようなメリットがあります。

  • 採用ホームページへのアクセスが増える
  • 無料で掲載できる
  • 多くの利用者がいる

どちらか一方を選ぶのではなく、うまく組み合わせて利用することで効果を最大化できるでしょう。

求人検索エンジンと似ているサービスで「求人サイト」があります。違いをまとめると以下の通りです。

<求人情報サイトと求人検索エンジンの違い>

求人サイト求人検索エンジン
掲載方法それぞれのサイトで求人投稿ネット上の求人情報を自動収集
料金形態・掲載課金型
・成果報酬型
・掲載費無料
・クリック課金型
特徴サイトによって求人内容に特徴がある豊富な求人で利用者と求人数が多い
メリット利用者の属性に合わせて求人掲載できる採用サイトと連携してアクセスを増やせる
デメリット求人検索エンジンに比べて利用者が少ない求人数が多すぎて埋もれる可能性がある

大きな違いは「掲載方法」と「料金形態」です。求人サイトはそれぞれのサイトで求人を投稿する必要があり、掲載費用もかかる場合が多いです。

その分、競合が少なかったり、ターゲットを絞れたりといったメリットがあります。

求人検索エンジンのメリット・デメリット

求人検索エンジンのメリット・デメリット
メリット
  • 無料掲載も活用できれば採用コストが下がる
  • 求職者から求人を見てもらえる確率が上がる
  • 地方での募集で効果を上げられる可能性がある
デメリット
  • 無料の掲載だけでは効果が出ないことが多い
  • 応募を獲得するために求人の管理が必要
  • 求人を掲載するには専門の知識が必要

求人検索エンジンの3つのメリット

まずは求人検索エンジンのメリットから見ていきましょう。

求人検索エンジンのメリット1.無料掲載も活用できれば採用コストが下がる

求人検索エンジンの中には求人掲載が無料のものがあります。

無料掲載の枠をうまく活用できると採用コストがぐっと下がります。特にindeedや求人box、スタンバイは利用者数や訪問者数が多く、求人を上位に表示することができれば多くの応募を獲得することができるでしょう。

求人検索エンジンの利用を考えているのなら無料掲載での応募を積極的に狙っていくことをおすすめします。

求人検索エンジンのメリット2.求職者から求人を見てもらえる確率が上がる

求人検索エンジンを活用することで求職者から求人を見てもらえる可能性は格段に上がります。

indeedはテレビでCMを流していますし、スタンバイはYahoo!が運営しているのでYahoo!の検索画面に求人が表示されたりします。

このように求人検索エンジンはあらゆる方法を使用して求職者に求人を見てもらう努力をしているので必然的に求人をみてもられる可能性も上がります。

自社のサイトのみで求人を募集しているなら求人検索エンジンを活用して求人自体の露出を増やすことが可能です。

もし今あなたのサイトの求人が見られていないならすぐに求人検索エンジンの活用を検討すべきです。

求人検索エンジンのメリット3.地方での募集で効果を上げられる可能性がある

求人検索エンジンは地方で効果を上げられる可能性があります。

求人検索エンジンは有料で掲載できるものと無料で掲載できるものがあります。どちらも東京や大阪などの大きな都市では求人が多数出稿されています。

そのため、応募の獲得難易度が高いですが地方での募集だと効果が上がる場合があります。

理由としては求人の掲載数自体が少なく、無料掲載枠でも競合する可能性が低いためです。

もし今地方で求人募集を検討しているならすぐに掲載を始めた方が良いかもしれません。

求人検索エンジンの3つのデメリット

求人検索エンジンにはたくさんのメリットがありますが反対にデメリットも存在しています。

求人検索エンジンのデメリット1.無料の掲載だけでは効果が出ないことが多い

求人検索エンジンに求人を掲載する際は無料の掲載だけだと効果が出ないことが非常に多いです。

無料で掲載が可能なので多数の企業が求人募集を行っており、自社の求人がなかなか掲載されません。また無料掲載枠の上には有料で求人を掲載する枠もあるので無料掲載のみで効果を出すのは非常に難しいです。

多くの企業は有料の求人掲載と無料の求人掲載を併用して効果を出しています。

無料掲載のみで効果が出ない場合は有料掲載も検討してみましょう!

求人検索エンジンのデメリット2.応募を獲得するためには求人の管理が必要

求人検索エンジンで応募を獲得するためには求人の管理が必要です。

求人は掲載しっぱなしにしていると管理されていないとみなされてなかなか求職者やユーザーに表示されなくなってしまいます。

求人情報をこまめに管理することで対策することができるので掲載中の求人はしっかり管理しましょう。

求人検索エンジンのデメリット3.求人を掲載するには専門の知識が必要

求人検索エンジンに求人を掲載するには専門の知識が必要となる場合があります。

自社サイトで募集している求人を求人検索エンジンに掲載するためには求人をクローリングさせる必要があります。クローリングをさせるためにはサイトに下記のような対応をする必要があります。

  • 求人ごとに個別のURLを用意する
  • 求人ページを構造化(最適化)する
  • 検索エンジンが必要とする情報を抜けなく記載する

社内にエンジニアなどの専門的な知識を持った社員がいれば上記のような対応を行うことが可能です。しかし専門的な知識を持っていない場合は社外に外注したり、サイトを0から構築する必要があるので非常にコストがかかります。

効果の出る求人検索エンジンの活用方法

求人検索エンジンの活用方法をご紹介します。

求人検索エンジンの活用方法
  • 無料掲載のみで運用しコストをかけずに応募を獲得する
  • 無料掲載と有料掲載を組み合わせて効率よく応募を獲得する
  • 有料掲載を活用し応募数を最大化する

それぞれ簡単に解説します。

求人検索エンジン活用ポイント1.無料掲載のみで運用する

求人検索エンジンを無料掲載のみで運用する活用方法です。

すべての求人検索エンジンを無料掲載で応募を集めることで採用コストを圧倒的に下げることが可能です。求人作成のノウハウを持っている場合は無料掲載のみで応募を集めることができるので非常に有効な活用方法です。

ただし、求人の作成知識や求人検索エンジンの運用スキルが不足していると思ったように応募を獲得できない可能性が高いです。

確実に応募が欲しい場合は有料掲載でコストをかけて応募を集めた方が良いでしょう。

求人検索エンジン活用ポイント2.無料掲載と有料掲載を組み合わせる

多くの企業が行っている活用方法がこの「有料掲載と無料掲載の組み合わせ」です。

自社が得意な求人検索エンジンにコストをかけて応募数を確保しつつ、無料掲載でも応募数を獲得していく方法です。有料掲載である程度応募数を獲得することができていれば、無料掲載の応募も合わせて獲得することで費用対効果を下げることができます。

無料掲載と有料掲載を組み合わせることで自社に最適な運用を行うことができるので多くの企業が取り入れています。

ただし、そもそも求人の知識を持っていない場合は有料掲載でコストをかけても応募を獲得できない可能性があります。

運用に自信がない場合は代理店に依頼するなどした方がよいでしょう。

求人検索エンジン活用ポイント3.有料掲載を活用し応募数を最大化する

大量の応募数や採用を獲得したいなら有料掲載を活用して応募数を最大化しましょう。

たくさんの応募数が必要な場合や、採用者が必要な場合は各求人検索エンジンのコストを投下してでも応募数を獲得しましょう。

無料掲載にこだわっていて応募数が獲得できない企業はたくさん存在しています。応募数がたくさん獲得したい場合はまずコストをかけて応募数を最大化することから始めましょう。

まとめ:これからの採用活動に求人検索エンジンは必須!

これからの応募獲得に求人検索エンジンの活用は必須となります。

求人検索エンジンをうまく使うことでぐっとコストを下げることが可能です。

まずは一度求人検索エンジンを活用してみてはいかがでしょうか。もし応募が全く獲得できない場合は、有料での掲載や広告代理店の利用をすることも考えてみましょう!

求人ボックスとは

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この記事を書いた人

人材業界|求人サイト運営・運用・管理
広告運用歴4年
ベンチャー企業でプレイングマネージャー
求人アグリゲーションサイトのことからベンチャー企業のあれやこれやも発信します。
indeed/求人ボックス/stanby/Google広告/seo

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