採用活動では、求人広告の掲載、求人票の作成、面接場所の確保や人員、時間の確保などなど、非常に費用が掛かります。本記事では、お金のかかる採用活動コストを抑えるために、無料で掲載できる求人サイトをご紹介します。
Indeed
求人検索エンジン「Indeed」は、無料で求人情報を掲載することができます。プランによって有料もありますが、有料になるタイミングは、スポンサー求人という有料オプションを活用した時のみ。Indeedを始める→アカウントを作成→求人掲載と簡単に掲載することができます。雇用形態も正社員からアルバイトまで、さまざまな雇用形態に対応しています。
国内のサイト利用者数は月間3000万人を超えており、全世界で月間約1億8,000万人以上のユーザーが利用しています。
多くのユーザーに見られる可能性が高く、Googleの検索結果にも表示されやすいことから、母数の獲得にはうってつけのサービスと言えるでしょう。
求人ボックス
求人ボックスとは、「価格.com」や「食べログ」でもお馴染みのカカクコム社が運営する求人情報の一括検索サービスです。
「Indeed(インディード)」と同様、求人サイトや企業の採用サイトに掲載されている求人情報を自動的に収集していたり、店舗や企業が直接投稿された求人ボックスにしかない求人が掲載されています。
2015年にリリースし今では300万件以上の求人を掲載。月間ユーザー数も800万人を突破しています。
求人ボックスは日本全国、地域や雇用形態に偏りなく様々な求人情報を掲載しています。収集元も、求人サイトから企業・店舗の採用サイトまで様々で、正社員・アルバイト・パート・契約社員、さらには在宅ワークや新卒採用まで、300万件以上の求人情報を自動収集し、ユーザー(求職者)に多くの求人情報を提供します。
インターネット上から自動収集した求人情報だけでなく、採用サイトを保有していない企業・店舗は求人ボックスで直接投稿することで採用情報を掲載することが可能です。
スタンバイ
スタンバイとは、転職サイト・ビズリーチを運営する「株式会社ビズリーチ」と、ヤフー株式会社やLINE株式会社の親会社として知られる「Zホールディングス株式会社」の合弁事業会社として設立された「株式会社スタンバイ」が運営する国内最大規模の求人検索エンジンです。2020年8月時点で取り扱い求人数が1000万件を超えています。
ハローワーク
ハローワークは、国が運営する職業紹介事業者です。
お申込みを行えば無料で求人掲載を行うことができるため、現在も全国の企業で利用されており、月間250万件を超える求人が掲載されています。
ハローワークに求人を掲載するためには、まずハローワークの施設に行く必要があります。全国544箇所にハローワークの施設はあるので近くにあるはずです。具体的な求人掲載方法は、「事業所登録シート」と「事業所地図登録シート」「求人申し込みシート」の記入を行ない、ハローワークに提出。受理されたら、ハローワーク内の求人情報端末やハローワークのインターネットサービスへ掲載されるようになります。
engage
「engage(エンゲージ)」は、東証一部上場企業であるエン・ジャパン株式会社のサービスです。
engageでは、採用活動で必ず必要となる採用ページの作成、求人掲載が無料になっており、Indeed、求人ボックスといった求人検索エンジンにも自動掲載されます。
利用企業数10,000社、115万人以上が受験したオンライン適性テスト「Talent Analytics」も利用可能で、煩雑になりがちな応募者管理も、無料システムで利用が可能。退職防止ツールやダイレクトメッセージの送付など、無料とは思えないほどの充実ぶりです。
求人free
求人Freeは、業界業種問わず誰でも利用可能な 完全無料の求人サイト です。
仕事を探している人は、日々更新される新鮮な求人情報をいつでも無料で見ることができ、 サイトの求人情報詳細ページは、 「情報量」 と 「見やすさ」 を重視したシンプルな設計になっています。
初期費用、年会費、成果報酬等は一切必要なく、すべてを無料で利用することができるため、求人サイトの広告費に悩む採用担当者にとって便利なツールです。
求人情報検索は、「クリックするだけ、簡単ナビゲーター」を採用しており、一見、便利な機能のように思える勤務地、職種といったチェック項目を省いて、トップページで一覧表示形式で掲載されています。便利なマッチメールサービスも無料で利用が可能です。
paiza転職
paiza転職は、スキルがあると認められれば企業からスカウトが届くまったく新しい形のコーディング転職サービスです。
プログラミングスキルチェックの対応言語は、 Java、PHP、Ruby、Python2、Python3、Perl、C、C++、C#、JavaScript、Objective-C、Scala、Go、Swift、Kotlin に対応しており、問題では実務に近いプログラムを書いていただきます。
プログラミングスキルチェックで書いたコードは面接時に企業にも渡されるため、何を考えて書いたかなどを話すだけでも自己PRになります。
エンジニアの転職でプログラミング力、コーディング力を最初に見ないのはナンセンス、という発想のもと生まれたサービスで、プログラミングスキルチェックで実力を可視化し、スキルがあると認められれば企業からスカウトが届きます。企業が求めるスキルを満たした求人のみに応募できるため、ミスマッチがなくなるという特徴があります。
プログラミングスキルチェックのおける問題は初級、中級、上級から構成。基本構文をベースにしたデータ入出力処理問題から、探索ロジックやツリー構造などのアルゴリズムを使って計算量を効率化させる問題が揃っています。
Graphical Job
「Graphical Job(グラフィカルジョブ)」は、デザイナー、Web・IT業界、クリエイター関連の求人を中心に取り扱っている求人情報サイトです。
サイト内の「現役クリエイターに聞く!60の質問」というコーナーでは、クリエイターとして働く方に職場環境や仕事内容について詳しく質問しているので、業界の雰囲気や内情を事前に確認することができます。
デザイナーに特化した求人サイトで、求人件数は3000件以上。“デザイナー”に絞った採用をしたい担当者にとってはおすすめのサービスです。