「求人情報サイトを使おうか悩んでいる」
「どの求人情報サイトに掲載すればいいかわからない」
など、求人情報サイトについて悩んでいる採用担当の方も多いのではないでしょうか。
求人情報サイトは、パソコン・スマホの普及により近年需要が増しているため、積極的に人材募集活動に取り入れていきたいですよね。
そこでこの記事では、求人情報サイトのメリットやデメリット、効果を出すポイントなどを徹底的に紹介していきます。
- 求人情報サイトとは?種類や特徴、似たサービスとの違い
- 求人情報サイトを利用するメリットとデメリット
- 求人情報サイトの利用がオススメな企業
- 求人情報サイトを利用して採用を成功させるポイント
求人情報サイトについて詳しくなり自社の採用に生かせるよう、ぜひ最後まで読んでみてくださいね。
【比較一覧】おすすめ求人情報サイト16選
ここでは、おすすめの求人情報サイト比較をまとめています。
掲載課金型のおすすめ求人情報サイト7選
求人サイト | 料金 | 特徴 |
---|---|---|
リクナビ新卒 | 通年40万円~ (最大13カ月) | ・新卒をターゲット ・ノウハウやサポートが充実 |
リクナビNEXT | 18万円~ (最小サイズに2週間掲載した場合) | ・中途採用向け求人情報サイト ・知名度が高く、利用者も多い |
マイナビ転職 | 20万円~ | ・中途採用向け求人情報サイト ・幅広い年齢層が登録 |
doda | 25万円~ | ・中途採用向け求人情報サイト ・20代の若手人材が豊富 |
バイトルNEXT | 3.8万円~(東京都の場合)/4週間 | ・アルバイト向けの求人情報サイト ・若年層が多く、34歳以下が51%を占める |
はたらこねっと | 8.8万円~(首都圏の場合)/4週間 | ・幅広い雇用形態の求人を掲載可能 ・ユーザー層も幅広い |
求人ジャーナル | 4,000円~/1週間 | ・様々な雇用形態に対応 ・チラシやフリーペーパーでの広告も可能 |
応募課金型のおすすめ求人情報サイト4選
求人サイト | 料金(1応募当たり) | 特徴 |
---|---|---|
しゅふJOB | 5,000円~ | ・主婦層をターゲット ・サポートも充実 |
マイナビバイト | 8,000円~ | ・10代~20代をターゲット ・プランやオプションが充実 |
ワークゲート | 3,300円~ | ・幅広いユーザー ・コスパが良い |
シフトワークス | 6,000円~ | ・アルバイト求人におすすめ ・姉妹サイトへ無料で転載してくれる |
無料のおすすめ求人情報サイト5選
求人サイト | 料金 | 特徴 |
---|---|---|
ハローワーク | 無料 | ・公共サービスで知名度が高い ・手続きなどの事務作業が増える |
ジモティー | 無料 | ・地域の求職者にアピールが可能 ・求人媒体としての知名度は低い |
げんきワーク | 無料 | ・1万社以上の企業が利用 ・求人の掲載・修正が簡単 |
求人Free | 無料 | ・求人数が少なく、競合が少ない ・知名度が低く、求職者も少ない |
paiza | 無料 | ・エンジニア・プログラマー専門の求人情報サイト ・求職者のスキルがランクで分けられており、ミスマッチが少ない |
求人情報サイトとは?他の求人媒体との違いは?
求人情報サイトのユーザー(求職者)は無料で全国の求人情報を得ることができ、転職・就職に利用する手段として普及しています。
求人情報サイトの種類
それぞれの特徴を詳しくまとめると以下の通りです。
総合求人情報サイト | あらゆる業種・職種・雇用形態を扱っている求人情報サイト。 業種や職種が限定されていないため、ユーザー層が幅広く、希望する業種や雇用形態が定まっていない場合が多い |
専門求人情報サイト | 特定の業界・職種・雇用形態などに特化した求人情報サイト。 求職者は専門性が高く、ある程度の経験や知識を持つ応募が多いのが特徴。即戦力人材が多く、応募後のミスマッチも少ない。 |
求める人材によって求人サイトを使い分けることが、人材募集を成功させるカギとなります。
求人情報サイトと有料職業紹介との違いは?
求人募集方法として「有料職業紹介(人材紹介、転職エージェント)」があります。
有料職業紹介は採用が決まったところで費用がかかる成果報酬型なので、費用対効果もわかりやすいのが特徴です。
求人情報サイトと求人検索エンジンとの違いは?
求人情報サイトと似ているサービスで「求人検索エンジン」があります。
<求人情報サイトと求人検索エンジンの違い>
求人情報サイト | 求人検索エンジン | |
---|---|---|
掲載方法 | それぞれのサイトで求人投稿 | ネット上の求人情報を自動収集 |
料金形態 | ・掲載課金型 ・成果報酬型 | ・掲載費無料 ・クリック課金型 |
特徴 | サイトによって求人内容に特徴がある | 豊富な求人で利用者と求人数が多い |
メリット | 利用者の属性に合わせて求人掲載できる | 採用サイトと連携してアクセスを増やせる |
デメリット | 求人検索エンジンに比べて利用者が少ない | 求人数が多すぎて埋もれる可能性がある |
求人検索エンジンはネット上のさまざまな求人情報を一括で検索できるため、求職者にとっては複数の求人情報サイトを見て回る手間がなくなります。
また、自社採用サイトも検索に引っかかるため、企業にとってはホームページへのアクセスが増えるのもメリットです。
デメリットとしてはさまざまな求人情報サイトからの情報や、自社採用サイトの情報が乱立しているため、他社の求人情報の中に埋もれてしまう場合が多いことです。
そのため、効果を出すには運用知識や、有料掲載などの対策が必要になります。
求人情報サイトと求人検索エンジンのどちらか一方を選ぶのではなく、うまく組み合わせて利用することで効果を最大化させることができるでしょう。
求人情報サイトの料金形態、費用相場
求人情報サイトの料金体系は「掲載課金型」と「成果報酬型」の2種類に分けられます。
掲載課金型と成果報酬型の違いや費用相場をまとめると以下の通りです。
掲載課金型 | 成果報酬型 | |
---|---|---|
料金発生 | ・求人広告の掲載に発生 | ・応募時や採用時に発生 |
費用相場 | ・数万円~/月 | ・3,000円~/応募 |
向いている企業 | ・採用人数が多い企業 | ・採用人数が少ない企業 |
メリット | ・採用人数を増やせば単価が安くなる | ・掲載費がかからない |
デメリット | ・応募が来なくても費用がかかる | ・多くの人材を採用すれば費用がかさむ |
それぞれのメリット・デメリットを把握したうえで、どちらを利用するか判断してみましょう。
掲載課金型の特徴
掲載課金型の求人サイトとは、求人掲載に対して費用が発生するという料金形態で、現在多くの求人サイトで採用されています。
求人サイトによって料金は異なりますが、「掲載期間や掲載順位などによって、価格が変わる」という仕様が多いです。
掲載課金型のメリット
掲載課金型の1番の魅力としては、最初に一定の費用がかかるだけでその期間に何名採用しても追加料金がないという点です。
そのため、多くの人材を確保したとしても一定料金となり、採用人数を増やしていけば1人あたりの採用単価を下げることもできます。
また、一律料金なので採用人数や応募人数によって金額が変わることがありません。そのため、「採用基準ギリギリかもしれない」と思っても、思い切って採用してみることができる点もメリットの1つでしょう。
掲載課金型のデメリット
広告掲載型のデメリットとしては、応募がない場合や採用基準に満たない人の応募でも掲載料がかかってしまうという点です。
思ったような採用ができなかった場合でもコストがかかってしまうので、結果的に費用だけがかかってしまったという可能性も大いにあります。
そのため、採用したい人数が少ない場合はあまり向かないでしょう。
また、応募がこないことを懸念して採用基準を緩めて広告を掲載してしまうと、人材を獲得できても自社には合わない社員を雇用してしまうこともあります。
「面接の際にも費用対効果のことが頭によぎってしまう」という採用担当の方もいると思うので、注意が必要です。
成果報酬型の特徴
成果報酬型の求人サイトは実際に応募が発生するまで料金がかからない料金形態です。
実際にアクションが起こるまでは費用がかかりませんので、より費用対効果のよい採用活動を行うことができます。
成果報酬型のメリット
成果報酬型のメリットは、費用が無駄になってしまうリスクがないという点です。
掲載課金型の場合は応募が来なくても費用がかかってしまいますが、成果報酬型の場合には実際に求職者からのアクションがない限り費用がかからないので、採用にかかる費用を抑えることができます。
掲載に費用がかからないため、低コストでテストしながら自社に最適な求人サイトを見極めることができる点も魅力です。
成果報酬型を使えば、少数の採用の場合でも無駄なく人材を確保できるので、より効率的な採用活動を行えると考える企業が多く、最近需要が高まってきています。
成果報酬型のデメリット
成果報酬型のデメリットとしては、多くの人材を確保しようと思っている企業にとっては費用が高くなってしまう場合があります。
採用人数が増えれば増えるほど費用が高くなってしまうので、もったいないと感じてしまう場合もあるでしょう。
無料の求人情報サイトもある
「掲載課金型」「成果報酬型」以外に、完全無料の求人情報サイトも存在します。
無料で求人掲載ができるため、コストが大幅に抑えられることが魅力です。
ただ、その反面で「多くの企業が求人掲載するため、自社の求人が埋もれてしまう」「有料と比べると効果が出にくい」といったデメリットもあります。
「人材採用したいけど、コストはかけられない」「なんとか採用コストを削減したい」という場合には、完全無料の求人情報サイトの利用もおすすめです。
採用担当なら知っておきたい求人情報サイトの特徴
求人情報サイトは他の求人媒体と比べるとどのような特徴があるのでしょうか。求人情報サイトの特徴をまとめると以下の通りです。
- 求職者は多くの求人広告を1度に比較できる
- 若年層の利用者が多い
- 掲載できる情報が多い
- 料金は「掲載課金型」と「成果報酬型」
- 求人サイトによって特徴がある
それぞれ詳しく解説していきます。
求人情報サイトの特徴1.求職者は多くの求人情報を1度に比較できる
求人情報サイトの特徴として、求職者が多くの求人情報を一度に比較できることが挙げられます。
紙媒体や人媒体の求人広告などであれば一度に比較できる求人情報は限られますし、自分の条件に合ったものを自分で探さなければならないことがほとんどです。
しかし、求人情報サイトであれば、それぞれに備わっている「検索機能」により自分に合った求人情報だけを1度に見ることができます。
求人情報サイトの特徴2.若年層の利用が多い
求人情報サイトはインターネットになれている若年層の利用者が比較的多いのが特徴です。
しかし、近年ではスマホの普及により、より広い世代の利用者が広がっていて、求人情報サイトの需要がますます増えているといった傾向もあります。
求人情報サイトの特徴3.掲載できる情報が多い
求人情報サイトには掲載できる情報が多いのも特徴です。
例えば、紙媒体であれば掲載できる枠が限られていますし、もちろん動画や音声を載せることはできませんよね。
ですが求人情報サイトの場合はウェブ上という特徴を生かして、多くの文字数や動画など、さまざまな情報を掲載できます。
求人情報サイトの特徴4.料金形態は「掲載課金型」と「成果報酬型」
求人情報サイトの料金形態は「掲載課金型」と「成果報酬型」があります。
ほとんどの求人サイトは、求人情報の掲載ごとに料金が発生する掲載課金型です。
初期費用がかかってしまうというデメリットはありますが、何人採用しても料金が変わらないので、魅力的な求人情報を出すことができれば最終的なコストパフォーマンスを抑えることができるかもしれません。
掲載課金型と対になる料金システムとして「成果報酬型」があります。
成果報酬型の求人サイトも近年は増えてきており、「初期費用がかからない」「リスクが少ない」などのメリットがあります。
求人情報サイトの特徴5.サイトによって特徴がある
スマホやパソコンの普及により、求人情報サイトの需要は高まっています。それとともに、さまざまな特徴を持つ求人情報サイトが登場しているのが現状です。
先ほど紹介した専門求人情報サイトのような、特定の分野に特化したサイトが増えていることに加えて、総合求人サイトにもそれぞれが得意とする客層や分野が存在しています。
そのため、それぞれの求人情報サイトの特徴を掴んで使い分けることが重要になります。
求人情報サイトに広告掲載するメリット・デメリット
ここでは、まず求人情報サイトを利用する企業のメリット・デメリットを紹介していきます。まとめると以下の通りです。
- 全国の求職者に求人広告できる
- 求職者に自社の魅力をしっかり伝えられる
- 採用要件にマッチした人材が集まりやすい
- 掲載課金型はリスクがある
- 他の求人に埋もれる可能性がある
- Webに慣れていない層に訴求できない
これらについて1つずつ解説していきます。自社の採用の役に立ちそうか判断してくださいね。
求人情報サイトに求人広告を掲載するのメリット
まずはメリットから見ていきましょう。
求人情報サイトのメリット1.全国の求職者に求人を広告できる
求人情報サイトを利用する1つ目のメリットとして、全国の求職者に求人を広告できることが挙げられます。
フリーペーパーやチラシなど他の紙媒体の求人広告と違い、インターネットからエリアを選ばず全国の求職者に訴求できるので、全国の優秀な人材を取り逃す可能性が低くなります。
もちろん、地域を限定した求人広告を出すことも可能です。
求人情報サイトのメリット2.自社の魅力を伝えられる
求人情報サイトを利用する2つ目のメリットとして自社の魅力をしっかりと伝えられることが挙げられます。
求人情報サイトは他の媒体と比べても掲載できる情報が多く、動画や音声など社内の雰囲気を伝えられるのが特徴です。
自社の情報をしっかりと伝えることで求職者に魅力を感じてもらい、応募の増加にもつながります。
また、求職者はその企業で働くイメージを抱きやすく、ある程度の情報を得た上で応募してくるので、応募後のミスマッチが少ないのもメリットです。
求人情報サイトのメリット3.採用要件にマッチした人材が集まりやすい
求人情報サイトを利用する3つ目のメリットとして、採用要件にマッチした人材が集まりやすいことが挙げられます。
先程の、「自社の魅力を伝えることでミスマッチが少ないこと」に加えて、求人情報サイト特有の検索機能によって、求職者は自分に合った条件を持つ求人情報だけを比較して応募してくるので、おのずと採用要件にマッチした人材が集まりやすいのが特徴です。
応募の質が向上し、選考にかかる工数を減らすことができるので、採用担当の手間を減らすことができます。
求人情報サイトに求人広告掲載するデメリット
求人情報サイトにはたくさんのメリットがある一方でデメリットも存在します。求人情報サイトのデメリットは以下の通りです。
求人情報サイトのデメリット1.掲載課金型でリスクが高い
求人情報サイトを利用するデメリットとして、掲載課金型はリスクがあることが挙げられます。
掲載課金型は先ほど紹介したように、複数人を採用することができると費用対効果が大きくなりますが、一方で1人も採用できなかったとしても掲載費用として同じ値段がかかってしまうことがデメリットです。
求人広告の知識やノウハウがない場合、掲載費用だけがかかってしまい採用コストが上がってしまうということが多くあります。
自社のノウハウに自信がない場合やあまりリスクをかけたくない場合は、プロに外注してもらい効率の良い求人情報サイトの運用をしてもらうか、成果報酬型の求人広告を出すなどの対策をするといいでしょう。
求人情報サイトのデメリット2.他の求人に埋もれる可能性がある
求人情報サイトを利用するデメリットとして、他社の求人の中に埋もれる可能性があることも挙げられます。
求職者は自分に合った条件を検索して求人情報を探すので、似たような求人情報の中から比較して選べるのが特徴です。
そのため、他社と比較されることを常に意識して求人情報の作成をする必要があります。他社に負けないよう自社の魅力を詰め込んだ求人情報を作成しましょう。
求人情報サイトのデメリット3.Webに慣れていない層に届かない
求人情報サイトを利用するデメリットとして、Webに慣れていない層をターゲットにするのが難しいことが挙げられます。
求人情報サイトの利用者層はインターネットに慣れている若い世代が中心です。
スマホの普及により中高齢層の利用も多くなってきてはいますが、やはり若い世代ほどではありません。
ターゲット層によっては、紙媒体や人媒体の紹介などを使って求人募集した方がいいでしょう。
求人情報サイトへの広告掲載はこんな企業におすすめ
紹介したメリットとデメリットを踏まえた上で、求人情報サイトを利用するべき企業の特徴を紹介していきます。
自社と照らし合わせて、求人情報サイトを利用するか否かの参考にしてくださいね。
- ある程度の費用をかけて複数名を採用したい
- 地域に限らず比較的若年層を採用したい
求人情報サイトがおすすめの企業1.複数名を採用したい
求人情報サイトは掲載課金型のため、複数人採用しても費用が変わらないという特徴があります。
そのため、ある程度の費用をかけて何人も採用したい場合は求人情報サイトが有効です。
ただし、複数名の応募を集めるにはノウハウや高い掲載プランなどが必要になるため、やはり手間や費用はある程度かかります。
ノウハウがない場合は広告代理店などへの外注をするべきですが、さらに手数料がかかるため、その分多くの人数を採用する必要があります。
求人情報サイトがおすすめの企業2.地域に限らず、比較的若年層を採用したい
求人情報サイトの特徴としてネットを介して全国の求職者に広告できることが挙げられます。
地域に限らず、優秀な人材を採用したい場合には求人情報サイトを利用すると良いでしょう。
また、求人情報サイトは比較的若年層の利用者が多いため、若年層をターゲットにして人材募集をしたい場合には求人情報サイトがおすすめです。
求人情報サイトへの広告掲載で効果を出すポイント
ここからは求人情報サイトで採用を成功させるポイントを紹介していきます。
ぜひ、自社の求人情報サイトの運用に役立ててくださいね
- ターゲットを明確化
- 正しい求人情報サイトの選定
- 魅力的な求人の作成
- 採用サイトを作成する
以上の4つは求人情報サイトのみならず、さまざまな媒体での人材募集においてもポイントとなる要素です。自社の採用活動の現状などとも照らし合わせてみてください。
求人情報サイト成功のポイント1.採用ターゲットを明確化
人材を募集しようとなったときにまずやることは採用ターゲットの明確化です。当たり前のようですが、採用ターゲットをどれだけ明確にできるかが今後の人材募集の精度を決定づけます。
採用ターゲットを固めなければ、効果の薄い求人情報サイトに広告を掲載してしまったり、応募の質が低下して対応する手間がかかったり、本当はマッチしない人材を採用してしまったり、デメリットが多くあります。
採用ターゲットを明確にすることで、求人情報サイトの選定精度も上がり、ターゲットに合ったより魅力的な求人情報の作成に繋がり、要件にマッチした人材を採用できるでしょう。
採用ターゲットを明確にするには、具体的には以下のような項目について絞っていくと良いでしょう。
- 年齢層
- 性別
- 経験や資格
- 性格・人柄
- 雇用形態
これらの項目について必ず満たしたい「必須条件」と、できれば満たしていてほしい「希望条件」に分けながら書き出していくと、よりターゲットは明確になっていきます。
さらに、出来上がった採用ターゲットを基にペルソナ(仮の人物)を設定し、生い立ちや就職動機、価値観なども考えてみるといいでしょう。
そうすることで「そのペルソナはきっとこんなサイトを見る」「そのペルソナはきっとこんな言葉が魅力に映る」など、この後紹介する求人情報サイト選びや、求人原稿の作成の際の参考にもなるはずです。
求人情報サイト成功のポイント2.正しい求人情報サイトの選定
採用ターゲットを明確にしたら、続いては求人情報サイトの選定をしていきます。
採用ターゲットや、採用にかけられるコストや人員に合わせて求人情報サイトを選ぶ必要があります。
では、具体的にどのように求人情報サイトを選べばいいのでしょうか。求人情報サイト選びのポイントは以下の通りです。
- 採用ターゲットを基準にして選ぶ
- 費用によって複数のサイトに求人を掲載する
先ほど明確にした採用ターゲットを参考にしながら求人情報サイトを選ぶのが最も重要です。
幅広いジャンルや雇用形態に広告したい場合は「総合求人情報サイト」に、ある特定の分野専門に求人したい場合は「専門求人情報サイト」など、採用したいターゲットによって求人情報サイトを選んでいきましょう。
また、総合求人情報サイトの中でも「IT系に強い」「女性のユーザーが多い」などそれぞれの強みが異なります。
費用によって複数の求人情報サイトを利用し、より多くの求職者の目につくようにするのも戦略の1つです。
アクセスや応募数を計測しながら、より効果のある求人情報サイトを精査していきましょう。
求人情報サイト成功のポイント3.魅力的な求人の作成
掲載する求人情報サイトが決まったら、魅力的な求人を作成して応募を集めましょう。求人情報サイトでは他社の求人情報に埋もれないことが大切なため、求人情報サイトで魅力的な求人を作成することは非常に重要です。
魅力的な求人広告を作成するためにまず重要なことは自社を分析することです。自社の強みや個性をできるだけ洗い出し、求職者にとっての魅力を分析しましょう。
求人情報サイト成功のポイント4.採用サイトを作成する
求人情報サイトだけで人材募集を進めるのではなく、自社の採用サイトなどを利用して相乗効果を狙いましょう。
近年、採用サイトの必要性は増しており、採用活動において必要不可欠になってきています。
2019年3月にリクルートジョブズが全国の求職者に行った調査によると、求職者の78%は採用サイトを閲覧していることが報告されており、また採用サイト閲覧後に応募意欲が向上した人は、全体の6割以上を占めています。(出典:https://www.recruit.co.jp/newsroom/recruitjobs/press/pr20190708_1119.html)
求人情報サイトの求人票で自社について認知してもらい、自社の採用サイトで興味を持たせることで、応募の増加につながるでしょう。