「人材採用したいけど、コストはかけられない」
「できれば無料で求人広告を出したい」
こういった悩みを持つ採用担当者の方も多いのではないでしょうか。
できるだけ採用にかかるコストを下げるなら、無料で掲載できるサイトを利用したいですよね。
そこで今回は、無料で求人広告を出せるサイトの中から厳選したおすすめの求人広告サービスをご紹介していきます。
無料で掲載できる求人サイトのメリット・デメリットや、効果を出すためのポイントも紹介していますので、ぜひ参考にしてくださいね。
求人広告の無料と有料の違いは?
ここでは、無料求人広告と有料求人広告の違いを簡単にまとめていきます。
無料求人広告 | 有料求人広告 | |
---|---|---|
メリット | ・費用がかからないのでコスパが良い ・SEO対策にもなる ・宣伝効果も見込める | ・自社の魅力を伝えられる ・より早く人材獲得ができる |
デメリット | ・原稿を自社で作成する必要がある ・多くの求人に埋もれる可能性がある | ・採用活動に料金が発生する ・事前に審査があるサイトもある |
向いている企業 | ・コストをかけたくない ・試しに採用活動をしてみたい | ・人手不足で早く採用したい ・大人数を採用したい |
無料求人広告のメリット・デメリット
無料求人広告のメリット・デメリットとしては以下があげられます。
- コストを抑えられる
- 自社サイトへの被リンクでSEOへの効果が見込める
- 応募に至らなくても宣伝効果になる
- 多くの求人に埋もれてしまう
- 文章や写真を用意しなければならない
- 有料と比べると効果が出にくい
無料求人広告のメリット
まずはメリットから紹介していきます。
無料求人広告のメリット1. コストが抑えられる
無料で掲載できる求人サイトのメリットはコストを抑えられることです。
マイナビの調査によると、中途採用の場合1⼈あたりの求⼈広告費に50万円~60万かかるという報告があります。(参照:マイナビ中途採用 状況調査2020年版 – 株式会社マイナビ)
パート・アルバイトでも月に1万円~10万円程度かかります。
こういった求人広告費を抑えられるのが無料求人広告の強みでしょう。
無料求人広告のメリット2. 自社サイトへの被リンクになる
自社の採用サイトがある場合、求人サイトへリンクを掲載することでSEO(検索エンジン最適化)の効果が見込め、自社の採用サイトを上位に表示させられます。
無料の求人広告は掲載する期間や媒体数に限らず無料のため、複数の求人サイトに掲載して被リンクを獲得する企業も少なくありません。
無料の求人広告で自社の採用サイトへの導線を作ることで、求職者は採用サイトで自社についての理解を深めたうえで応募してくれるため、ミスマッチの防止や応募の質の向上につながるでしょう。
無料求人広告のメリット3. 応募に至らなくても宣伝効果がある
複数の無料求人サイトに掲載することでSEOだけでなく、宣伝効果もあります。
複数の求人サイトを訪問する求職者も多いので、そこで同じ企業名を複数回見ると頭に残るでしょう。
効果は微小ではあるかもしれませんが、求人掲載が無料なのでリスクなく活動できるのがメリットです。
無料求人広告のデメリット
無料の求人広告は、採用コストをかなり下げることができますが、デメリットも存在します。
効果を出すためにも、マイナス面まで把握しておきましょう。
無料求人広告のデメリット1. 多くの求人に埋もれてしまう
無料求人サイトのデメリットとして、多くの求人に埋もれてしまうことがあげられます。
どの企業も同じように採用コストを下げて優秀な人材を採用したいと思っているため、同様の企業の求人広告に埋もれてしまい、なかなか求職者に見つけてもらえないという現状があるのです。
デザインも他の求人情報と同じになるので、自社のオリジナリティは出しにくくなります。
無料求人広告のデメリット2. 文章や写真を用意しなければならない
無料の求人サイトでは、掲載する文章や写真はすべて自社で準備しなければなりません。
有料オプションなどを利用すれば「求人作成代行」「写真撮影代行」などのプランがあるものも少なくありませんが、費用を抑えたい場合はすべて自社で行う必要があります。
無料求人広告のデメリット3. 有料と比べると効果が出にくい
無料求人サイトは有料と比べると効果が出にくいこともデメリットです。
特にIndeedのような有料広告枠がある場合、無料枠は有料枠よりも目立たない位置に表示されるため「なかなか応募が集まらない」というケースも少なくありません。
無料の求人サイトは広告を掲載するハードルが低いので、多くの企業が求人広告を掲載しています。
多くの求人の中で求職者に自社の掲載広告を見つけてもらえる可能性が低くなってしまうというリスクもあるでしょう。
また、気軽に見ているユーザーも多数いるので「採用まで至らないことが多い」という悩みを抱えた人事担当者も多数いるようです。
そのため、無料の求人サイトはお得ですが不便に感じる人も多いでしょう。
無料求人広告サイトの種類
求人サイトといってもさまざまなものが存在します。
ここでは、どんな種類があるのかについてご紹介します。
一般的な無料求人サイト
一般的な無料求人サイトは、企業が求人情報を掲載し、求職者が応募できるプラットフォームを提供しています。このカテゴリには以下のような特徴があります。
- 広告掲載の手軽さ
- 多くの応募者へのアクセス
- 競争が激しい場所
つまりこれらの特徴を満たしているものが、無料求人サイトとして力を持っていて使い勝手がよい媒体の可能性が高いといえます。順にみていきましょう。
広告掲載の手軽さ
企業は比較的簡単に求人広告を作成し、サイトに掲載できます。掲載手数料が発生しないため、予算に制約のある企業に適しています。
多くの応募者へのアクセス
一般的な無料求人サイトは大規模な利用者ベースを持っており、多くの求職者に求人情報が公開されます。したがって、多くの応募者からの反応が期待できます。
有料の求人サイトを利用する際もいえますが、広告にお金をかけていたり、認知度が高く新規求職者登録を集める努力をしている媒体の方が、応募者を獲得しやすい環境であるといえます。
競争が激しい場所
大変優秀な無料求人サイトであるほど、多くの企業が利用するため、競争が激しいことがあります。似たような求人広告が多数掲載されるため、企業は目立つ工夫が必要です。
業種別求人サイト
一般的な無料求人サイト以外にも、業種別に特化した求人サイトが存在します。これらのサイトは特定の職種や業界向けにカスタマイズされており、特別な要件を持つ企業に適しています。
業種別求人サイトは、特定の職種や業界に特化しているため、企業は自社の求人広告をより適切な求職者に表示できます。これにより、効果的なマッチングが実珸し、適格な候補者を見つけやすくなります。
さらに、その業界に関する最新のトレンドや情報を提供していることが多く、業界に興味を持っている人を集めています。
特に中途採用を希望している場合には、業界に特化したサイトを活用することで、専門性の高い人材に出会える可能性が高くなります。
地域別求人サイト
地域別求人サイトは、特定の地域や都市に焦点を当てた求人情報を提供するプラットフォームです。企業が特定の地域での採用を強化する場合、これらのサイトは非常に有用です。
地元の住民や地域に移住を希望する求職者に対して、より適切な求人情報を提供できるため、地域の文化や特性に合致した求人情報を提供することで、候補者とのマッチング度が向上します。
地元のプロフェッショナルは、地域の経済や業界について深い知識を持っており、企業にとって貴重な資産となります。地元の専門知識を活用することで、採用プロセスを強化できます。
地元で働きたい!という人に向けた求人情報の提供を意識するとよいでしょう。
無料求人広告はこんな企業におすすめ
「無料求人広告のメリットとデメリットを見てきたけど、結局利用するべきなの?」と悩んでいる方も多いかと思います。
紹介したメリット・デメリットを踏まえて、無料の求人広告に向いている企業の特徴をまとめましたので、ぜひ参考にしてください。
- 採用コストをできるだけ抑えたい
- 複数の求人広告を試したい
- 自社の採用サイトにもっと流入がほしい
- 採用活動をしたことがなく、まずは試しに無料から始めたい
無料の求人広告はリスクがないので、「試しに人材募集したい」「コストを抑えたい」という企業にもおすすめです。
反対に、「すぐに人材がほしい」という場合は無料の求人広告だけでは効果が見込めません。有料の求人広告の利用も検討するといいでしょう。
無料求人広告の注意点
無料求人広告を活用することは魅力的ですが、注意が必要な点も存在します。以下では、無料求人広告の注意点に焦点を当て、成功するためのポイントをご紹介します。
求人情報の質の管理
無料求人広告を利用する場合、求人情報の質の管理は重要です。
求人票に掲載されている内容が古い、間違っている等は、企業の信用にも関わります。
無料だからと言って掲載したまま放置するのではなく、常に最新の状態を維持する必要があります。
応募者スクリーニングの重要性
無料求人広告を活用する際には、応募者スクリーニングも重要なポイントとなります。
欲しい人材と大きくかけ離れた応募が殺到しても対応が大変になるだけです。
応募者のスクリーニングは、自社にあった求職者を獲得するために必要です。
どのような候補者を受け入れるかに関する明確な基準を設定するとともに、候補者に対して素早い返答ができるように準備しておきましょう。選考プロセスが長引くと、候補者は他の求人に応募する可能性が高くなります。
競合他社との比較
使いやすい求人サイトであれば、競合他社も利用している可能性は高いです。競合他社との比較を行い、差別化を図ることで選ばれやすくなります。
競合他社がどの求人広告サイトを利用しているか、どのような内容で掲載しているかは大変参考になる情報です。定期的に競合他社との比較を行い、求人広告戦略を改善しましょう。市場の変化に適応することが成功の秘訣です。
無料の求人広告で効果を出す3つのポイント
無料の求人広告で効果を出すのは容易ではありません。
ここでは、無料求人広告で効果を出すポイントを紹介していきます。
- 魅力的な求人広告を作成する
- 複数掲載、長期掲載しても無料
- 分析と改善を繰り返す
ポイント1. 魅力的な求人広告を作成する
無料の求人広告で効果を出すには、魅力的な求人広告で求職者に興味を持ってもらう必要があります。
魅力的な求人にするためのポイントは以下の通りです。
- 求職者の興味が湧くようなタイトルを作る
- 職種名は業務内容が分かるように簡潔に書く
- 業務内容はできるだけ詳しく書く
- 応募要件は最小限にとどめる
以上の点に注意しながら求人広告を作成してみましょう。
ポイント2. 複数掲載、長期掲載する
無料で掲載できるので、料金を気にせずに長期間掲載することができます。
また、複数の求人広告に掲載すれば、求職者が目にする可能性も高くなります。
無料求人広告のメリットを活かした募集方法です。
ただ、放置してしまわないように注意しましょう。
応募がきているのに気づかずに見過ごす行為は会社のイメージダウンにもつながります。
情報を最新のものに更新したり、求職者からの反応を見ながら修正したりすることが大切です。
ポイント3. 分析と改善を繰り返す
求人広告は掲載して終わりではなく、分析と改善を繰り返すことが大切です。
また、募集要項も自社の業務状況によって変わっていくでしょう。定期的に求人情報を更新し、求職者にとって魅力のある求人にしていくことが大切です。
古い情報がずっと残ったままだと会社に対するイメージも悪くなってしまいます。常に最新の情報を求職者に伝えられるよう、こまめに管理するようにしましょう。
また、「分析してもよくわからない」「改善しても応募が来ない」という場合は、広告代理店の利用や、採用のプロへの外注をおすすめします。
費用はかかりますが、採用のノウハウや知識を得ることで効果的な採用につながるでしょう。
無料で求人広告ができる求人媒体
無料で求人広告を掲載するなら、以下の3つがおすすめです。
求人サイト | ・サイトごとにユーザー層などに特色がある ・一般的には掲載料がかかるが、無料のサイトも増えている |
求人検索エンジン | ・ネット上にあるあらゆる求人情報が掲載されいてる ・無料で掲載できるサービスが多い ・有料オプションで目立つ場所に掲載するなど、効果を上げることも可能 |
ATS(採用管理システム) | ・複数の媒体に一括掲載が可能 ・人材募集だけでなく、情報の管理や分析、他ツールとの連携もできる ・月額料金がかかるものが多いが、中には無料で利用できるサービスもある |
求人サイト
求人サイトは利用する企業も多く、最も一般的な人材募集方法なので知っている人も多いのではないでしょうか。
一般的には掲載料を払うことで求人サイトに求人を掲載できますが、中には無料で求人掲載が可能なサイトもあります。
また、求人サイトは「総合型」と「特化型」に分かれていて、自社に合ったサイトを選ぶことが重要です。
総合型求人サイト | ・業種問わず様々な求人が掲載 ・業種を問わないため多くのユーザーが利用 |
特化型求人サイト | ・専門性の高い業種に特化した求人が掲載 ・専門性の高いスキルを持っている利用者が多い |
求人検索エンジン
無料で求人広告を掲載したいなら求人検索エンジン型がおすすめです。
求人検索エンジン型のサイトとは、インターネット上に溢れているたくさんの企業の求人情報を1つのサイトで見れるような仕組みのことを指します。
つまり、求人広告版の「Google」のようなものです。
より多数の求人広告が掲載されており多くの求職者が訪れているので、無料求人サイトの運営会社はサイト内に企業の広告を貼ることによって広告収入を得ています。
掲載費用が無料のサービスが多いだけでなく、知名度、利用者数も申し分ないため、より多くの求職者の目に止めてもらうことができます。
ATS(採用管理システム)
無料で求人募集する方法は「求人サイトや求人検索エンジンに求人掲載する」以外にもあります。
それは「ATS(採用管理システム)」を利用することです。
ATS(採用管理システム)とは、採用における情報をデジタルで一括管理して工数を削減したり、採用サイトを作成できたり、さまざまなツールと連携できたりと、採用を加速させるサービスのことです。
一般的にATS(採用管理システム)は有料ですが、中には無料で利用でき、採用サイトの作成、求人検索エンジンへの自動連携をしてくれるサービスもあります。
なぜ無料で求人広告が掲載できるのか?
無料で求人広告が掲載ができるサイトについて、「なぜ無料で求人広告ができるの?」「どうやってビジネスとして成り立たせている?」と疑問に思っている方も多いのではないでしょうか。
無料で求人広告を掲載できるサービスは無料プランだけでなく、有料プランを用意している場合が多いです。
有料プランでは「目立つところに掲載される」「データ分析ができる」「プロが求人原稿を作成してくれる」などのオプションがあり、サイトが成り立っています。
近年では無料で求人広告を募集ができるサービスが増えてきており、これらのサービスを上手く活用してコストを抑えながら採用を成功させている企業も多くあります。
求人掲載から採用まで完全無料のおすすめ求人サイト4選
現在、ネット上には多くの求人サイトがあります。ただ、いくら無料で掲載できても、求職者の目に留まらなければ応募につながらないので意味がありません。
逆に言えば、求職者が仕事を探すときに思い浮かぶような求人サイトであれば、たとえ無料であっても応募に結びつけることができます。
無料求人広告のサイト1.げんきワーク
げんきワークは、官公庁から中小企業まで1万社以上の企業が利用している求人サイトです。
最初は面倒な利用登録も必要なく、求人に関する情報を入力するだけで、無料で手軽に求人広告を掲載することができます。
また、その後の求人情報を修正したり削除したりといった作業も簡単に行うことができます。
無料求人広告のサイト2.求人Free
求人Freeは、シンプルな作りが特徴的な求人サイトです。
求職者の理想に近い条件の求人をメールで知らせる機能が搭載されています。総合型求人サイトの中では求人数が少ないため、競合も少なく応募がすぐに集まる可能性があります。
ただし、その分利用者も多くないので逆に応募まで時間がかかることもあり注意が必要です。個人事業主が登録することはできず、法人企業のみの掲載となっています。
無料求人広告のサイト3.エンゲージ
エンゲージは、人材紹介サービスを手がけるエン・ジャパン株式会社が提供する採用プラットフォームです。
使いやすいデザインが特長で、求人情報の掲載や管理がスムーズに行えます。応募者の情報を効果的に管理し、スカウトメールや通知機能を活用して、適切な候補者にアプローチすることが可能です。
他の総合型求人サイトと比較して求人数が多く、多様な業種やポジションの求人が揃っています。新卒、中途、インターン、パート、アルバイトなど様々な雇用形態で掲載できます。
利用者が多いので、企業の存在を知ってもらう目的で利用してみるのも手です。
無料求人広告のサイト4.Facebook
Facebookを活用した求人活動は、企業にとって効果的な手段となっています。
Facebookページを活かし、求人広告をターゲット層に効果的に配信できます。ソーシャルメディアの力を借りて、企業の魅力や働く環境を魅力的に伝え、応募者と直接コミュニケーションを図ることが可能です。
また、ターゲット層を絞り込んで広告を配信できるため、効率的な採用活動が期待できます。求人広告だけでなく、企業のFacebookページを通じて企業文化やイベント情報を発信することで、ブランディングにも一役買います。Facebookの利活用により、多様な求職者層にアプローチし、企業の成長を支える採用プロセスを構築できるでしょう。
特化型の無料求人サイト5選
無料求人広告のサイト1.ハローワークインターネットサービス
「職探し」と言うとまず思い浮かぶのはハローワークではないでしょうか。
ハローワークは、失業保険をもらっている人は必ず行く場所でもあり、知名度は抜群です。
また、ハローワークで失業保険をもらうには、求職活動を行うことが義務ですので、そういった人が必ず使うサービスでもあります。ハローワークのサービスは、公共ですので利用料は無料です。
ただ、ハローワークは掲載に関して料金はかかりませんが、利用するときには必ずハローワークに行って手続きをする必要があります。
実際の求職者とのやりとりも、すべてハローワークを間に挟んで行うことになります。お金がかからないぶん事務作業が増えるという面はあるかもしれません。
無料求人広告のサイト2.ジモティー|地元の求人募集におすすめ
ジモティーは、「生活の中で生まれる問題を地域の人同士で補い合える仕組みをつくること」を理念として作られた生活情報サイトです。
利用料や掲載料は一切無料です。
不要となったものを必要としている人に譲ることのできるフリマサイトのようなサイトが有名ですが、そのほかにも教室やお店を宣伝したり、地域のお祭りなどの情報を掲載することができます。
そんなジモティーの中に、求人情報を掲載できる求人サイトのページがあります。
「譲ります」などのページの利用者が多く、地域別になっているので、地元で働きたいという人に特にアピールすることができます。
無料求人広告のサイト3.paiza
paizaはITエンジニア・プログラマー専門の求人サイトです。
プログラミングスキルチェックで認められると書類選考をパスして面接に進むことができることから多くの利用者が集まっています。またスキルチェックではpaiza独自のランクで振り分けられるため、「採用したけど思ったよりも出来ないじゃん…」という事態に陥る可能性が低いです。
企業側と求職者でミスマッチが起きにくくなっているといえるでしょう。
無料求人広告のサイト4.メディカルワン|医療看護系専門の無料求人サイト
メディカルワンは近畿圏を中心とした医療看護系専門の求人サイトです。
求人掲載自体に費用が発生することはありませんが、採用時に報酬を支払う必要があります。
採用者が決まらないけど費用だけが発生するというケースを防ぐことが可能です。
無料求人広告のサイト5.グラフィカルジョブ
グラフィカルジョブは、主にデザイナーやクリエイターの求人をターゲットとしており、企業や個人が簡単かつ効果的に求人情報を発信できるサイトです。
ウェブデザイナーやグラフィックデザイナー、イラストレーターなど、クリエイティブな分野の仕事に特化することで、求人を探している人々にとって貴重な情報源となっています。
使いやすいインターフェースと無料での利用が特徴で、求人掲載に関するコストを気にせずに、優秀なデザイナーやクリエイターと出会うことができます。グラフィカルジョブは、デザイン業界におけるマッチングプラットフォームとして、新しい才能の発見とビジネスの発展をサポートしています。
無料で求人広告ができるおすすめ求人検索エンジン3選
続いては、無料で掲載できる求人検索エンジンをご紹介していきます。
- Indeed|月間の利用者は3,000万人以上
- 求人ボックス|利用者を伸ばしている注目の求人サイト
- Googleしごと検索|Googleで上位に表示
無料求人検索エンジン1.Indeed
Indeedは現在最も知名度の高い無料求人サイトで月間の利用者は3,000万人以上と言われています。
求職者でも企業でも知っている方が多いでしょう。
求人数も利用者数もとても多く、求人の検索をすると検索エンジンでも上位に表示されることが多いので、知らない方でも自然と利用してしまう仕組みになっています。
Indeedはもちろん無料で広告掲載できますが、より求人広告の効果を高めることができる有料プランも用意されています。
そのため、自社の状況に応じて無料か有料かを選ぶことができ、多くの方に見てもらうことも可能になります。
その上、正社員だけではなく契約社員やアルバイト、業務委託などさまざまな雇用形態の求人を募集することができるので、どの企業でも使いやすい仕様となっています。
一方Indeedのデメリットは、知名度があまりにも高く、掲載されている企業数も100万件近くあるので、無料で掲載している場合はたくさんある求人広告に埋もれてなかなか求職者に見つけてもらえない可能性もあります。
また、Indeedは画像の挿入などができず、文章のみでその企業の魅力を使えないといけない上に、採用担当者が自分で求人広告を作らないといけないので、手間がかかると感じる方もいるようです。
無料求人検索エンジン2.求人ボックス
求人ボックスは、価格.comや食べログなどで有名なカカクコムが運営している求人サイトです。
この企業は価格.comや食べログなどのさまざまな比較サイトを運営しているため、より見やすく分かりやすい求人広告を出せるという点が魅力となっています。
内容はIndeedと似ていますが、まだまだ求人掲載数はIndeedに劣っていると言えるでしょう。
しかし、最近急激に利用者を伸ばしており、掲載数もどんどん増えてきているので、今後に期待が高まっているサービスです。
また、見た目も分かりやすく使いやすいと感じているユーザーも多いようなので、Indeedと併用して使ってみるのもいいでしょう。
求人ボックスにも有料広告があり、それを使えばより露出度を高めることができるので、無料で効果がないと思った場合には有料広告を検討することをおすすめします。
無料求人検索エンジン3.Googleしごと検索
Googleしごと検索という名前にあまり聞き覚えのないと思う方もいると思いますが、求人情報を検索したことがある方であれば、Googleの検索画面の上部に複数表示されている求人情報の画面を見たことがあると思います。
その情報のことを「Googleしごと検索」と言います。
検索エンジン最大手であるGoogleがWeb上のさまざまな求人情報を集めて、ユーザーに適切な情報を提供するという方法なので、名前を知らなくても気軽に使っているというユーザーは多いのではないでしょうか。
Googleしごと検索は自然とGoogleの画面に表示されるので、求職者が思わず押してしまうという点が1番の魅力となっています。
また、大手企業であるGoogleのサービスなので、信頼度が高いと感じる情報だと感じる方も多いようです。
完全に無料で利用できる点も魅力的でしょう。ただ、文面だけで表示されるので見づらいと思っている方もいるようです。
番外編:グローバル人材の採用にGlassdoor(グラスドア)
Glassdoor(グラスドア)
Glassdoor(グラスドア)は、企業の求人情報や従業員のクチコミを閲覧できるプラットフォームです。
ユーザーは匿名で企業の内部情報を共有し、仕事環境や給与に関するリアルな評価を提供します。掲載された求人情報だけでなく、企業の評判や文化についても知ることができ、転職や就業先選びに役立ちます。
無料でアクセスでき、求人検索や企業比較が簡単にできることも特徴です。
「口コミ」を100%信じるかは別として、どのような意見があるのかを知ることは、求職者のみならず企業にとっても有益な情報となることは間違いありません。
まだまだ日本での知名度は低く、使い勝手も改善の余地がありそうですが、海外情報に強い人材や海外志向の強い人材を探す際等には活用できそうです。また今後は、職場について情報交換が行えるコミュニティの場としての利用も期待されています。
求人掲載には費用が掛かってしまいますが、口コミを閲覧する目的で利用してみるのもよいでしょう。
少人数の採用におすすめのアプローチ
ある程度どんな人でもいいからたくさんの人が欲しい場合と、少人数の採用では、戦略的なアプローチが異なります。
多くの人材を獲得する場合も1人の人材を獲得する場合も採用フローには共通点があり、どちらにせよ採用にかかわる業務に手間はかかります。
少しでも効率的に求人活動を行うために、ここでは企業規模が小さくても採用を成功させるためのコツをご紹介します。
ターゲット業界に特化した求人広告
少人数の採用では、求人広告を特定の業界に焦点を当てることが重要です。
ターゲット業界に特化した求人広告は、企業が求めるスキルや経験にマッチした候補者をより迅速かつ正確に見つけることができます。これにより、採用プロセスがスムーズに進行し、採用効果が向上します。
業界特化型の求人広告を活用することで、業界内のネットワーキングが強化されます。業界関係者や専門家とのつながりを活かし、質の高い候補者の獲得を狙えます。
またターゲット業界に特化した求人広告では、一般的な広告よりも目立つ存在となることもおすすめの理由です。業界内で有名な求人広告サイトを活用することで、企業の知名度向上にも寄与します。
まとめ
今回は無料の求人広告について紹介してきました。
無料の求人広告はコストを抑えることはでき、手軽に始められるため、迅速に採用チャネルを広げられるメリットがありますが、迅速に求人活動を完了させることにはあまり向いておらず、工数がかかったり、効果が思うように出ないこともあります。
自社にマッチした人材を少しでも早く確保したいのであれば、やはり有料のものを使用した方が早いです。
無料の複数媒体に継続的に求人を掲載しつつ、スピーディーに人材確保が必要な際はピンポイントで有料のサービスを利用するなど、それぞれのメリットを最大限活用しながら併用することで期待する効果が得られやすくなります。