ペーパーレス化のメリット・デメリット・進め方|電子帳簿保存法対応・導入手順・ツール比較まで完全解説



ペーパーレス化のメリット・デメリット・進め方|電子帳簿保存法対応・導入手順・ツール比較まで完全解説

「紙書類の管理に毎月何時間も奪われている」「テレワーク移行でペーパーレス化が急務になった」——総務・情報システム担当者から最も多く届く相談の一つです。経済産業省の調査によれば、日本企業が書類管理に費やすコストは年間平均1社あたり約400万円にのぼり、そのうち探索・確認・保管といった「書類に付随する間接業務」が全体の60%以上を占めるとされています。

一方、電子帳簿保存法の2022年改正・2024年完全施行により、「電子保存義務化」が中小企業にも適用され、ペーパーレス化は「やりたい施策」から「対応しなければならない法的要件」へと変わりました。

この記事では、採用支援を10年以上担当してきた後藤陽介が、ペーパーレス化の定義・メリット・デメリット・対象書類・段階的な進め方・おすすめツール比較を、中小企業の実務目線で解説します。

この記事でわかること

  • ペーパーレス化とは何か・政府が推進する背景
  • ペーパーレス化の4つのメリット(数字つき)
  • ペーパーレス化の3つのデメリットと対策
  • 電子帳簿保存法・e-文書法の対象書類と対象外書類の違い
  • 段階的な進め方4ステップ(どの書類から着手すべきか)
  • おすすめ文書管理・電子契約ツール比較5選
  • ペーパーレス化が進まない企業に共通する失敗原因と対策
目次

ペーパーレス化とは?政府が推進する背景

ペーパーレス化とは、紙で保管・運用していた文書・書類をデジタルデータに置き換え、印刷・保管・検索・共有をすべて電子的に行う仕組みへの移行を指します。単なる「紙を減らす取り組み」ではなく、業務プロセス全体をデジタルに最適化する変革です。

政府のペーパーレス化推進の経緯

法律・施策 主な内容
1998年 電子帳簿保存法(施行) 国税関係帳簿・書類の電子保存を一部認可
2005年 e-文書法(施行) 民間企業の書類電子化を広く認可
2018年 デジタル国家創造宣言 行政サービスのデジタル化100%を目標設定
2022年1月 電子帳簿保存法改正施行 税務署長の事前承認廃止・電子取引の電子保存義務化
2024年1月 電子帳簿保存法完全施行 電子取引データの紙保存が全面禁止(猶予期間終了)

2024年以降、電子でやり取りした請求書・領収書・契約書などは紙に出力して保存することが原則不可となりました。テレワークの普及と重なり、ペーパーレス化はもはや選択肢ではなく必須対応です。

日本企業のペーパーレス化の現状

帝国データバンクの調査(2023年)によれば、ペーパーレス化を「全面的に実施している」企業は全体のわずか12.3%、「部分的に実施している」が45.8%、「検討中・未着手」が41.9%です。大企業ほど進んでいる一方、従業員100名以下の中小企業では未着手が過半数を占めます。

ペーパーレス化の4つのメリット

ペーパーレス化を正しく進めると、コスト・時間・スペース・セキュリティの4領域で同時に効果が出ます。それぞれ具体的な数字とともに解説します。

メリット①:業務効率が大幅に向上する

紙書類の検索・閲覧・共有にかかる時間は、電子化により最大80%短縮できるとされています(国立情報学研究所の試算)。具体的には次のような業務時間が削減されます。

業務 紙運用時の平均所要時間 電子化後の平均所要時間 削減率
書類検索・取り出し 1件あたり平均8分 1件あたり平均1分 約88%削減
契約書への押印・郵送 3〜7日 当日〜翌日 約85%削減
請求書受領〜支払処理 5〜10営業日 1〜2営業日 約75%削減
経費精算(申請〜承認) 平均3〜5日 平均当日〜1日 約80%削減

在宅勤務・テレワーク時には書類を取りに出社するという問題も解消され、場所を問わない業務遂行が可能になります。

メリット②:コストを大幅に削減できる

ペーパーレス化によって削減される主なコスト項目を整理します。

コスト項目 紙運用時の年間目安(従業員50名の場合) 電子化後の削減目安
用紙代 約15〜25万円 約80〜90%削減
プリンター保守・トナー 約30〜50万円 約60〜70%削減
書類保管スペース(賃料換算) 約50〜150万円 約70〜90%削減
郵便・宅配便(書類送付) 約20〜40万円 約70〜80%削減
書類廃棄・シュレッダー 約5〜10万円 約80〜95%削減

合計すると、従業員50名規模の会社でも年間100〜300万円のコスト削減効果が見込めます。電子帳簿保存・電子契約ツールの導入費用と比較しても、多くの場合1〜2年で投資回収が完了します。

メリット③:オフィスを有効活用できる

法定保存期間が長い書類(税務関係は7年間、雇用関係は3〜5年)を紙で保管する場合、キャビネット・倉庫の確保が必要です。電子保存に切り替えると書類棚・倉庫スペースが不要になり、その面積を執務スペース・会議室・休憩室として活用できます。オフィス縮小によるコスト削減効果と合わせると、賃料換算で年間数百万円の節約につながる例もあります。

メリット④:情報セキュリティが強化される

紙書類は「持ち出し・紛失・覗き見」といったリスクがコントロールしにくい点が課題です。電子化すると次のセキュリティ対策が実装できます。

  • アクセス権限の細かい設定(部門別・役職別・プロジェクト別)
  • 閲覧・編集履歴のログ管理(誰がいつ何を見たか追跡可能)
  • 暗号化保存(データ漏洩時のリスク最小化)
  • クラウドバックアップ(火災・水害時の書類消失リスクゼロ)

個人情報保護法・マイナンバー法対応の観点からも、アクセス管理ができる電子保存は紙保存より優位です。

ペーパーレス化の3つのデメリットと対策

ペーパーレス化には明らかなメリットがある一方、導入時・運用時に注意すべきデメリットもあります。事前に把握して対策を打てば、ほとんどは回避できます。

デメリット①:全体像が把握しにくい(対策あり)

紙は複数ページを並べて俯瞰できますが、画面上では1ページずつしか見えません。特に設計図・契約書の複数ページを同時参照する場合に不便を感じやすいです。

対策:デュアルモニター(2画面)の導入、またはタブレット+PCの2デバイス体制で解消できます。導入コストはモニター1台あたり1〜3万円程度です。

デメリット②:導入コストと運用教育の負担(段階導入で軽減可能)

文書管理システム・電子契約ツールの導入費用は、クラウドサービスであれば月額5,000〜5万円程度(規模により異なる)です。また、社員がツールを使いこなすまでの教育コストも発生します。

対策:いきなり全社一斉展開せず、「経費精算→契約書→請求書」と業務単位で段階的に導入し、小さな成功体験を積み重ねながら展開範囲を広げていく方法が成功率を高めます。

デメリット③:システム障害時に業務停止リスク(冗長化で対策)

クラウドサービスやインターネット回線の障害時は、書類への一時アクセス不能が起こり得ます。

対策:重要書類のローカルバックアップ(月1回など定期的な複製)と、複数クラウドへの分散保存で対応します。主要クラウドストレージサービスの稼働率SLAは99.9%以上(年間8時間以下のダウンタイム)が標準であり、実際の業務影響は限定的です。

電子帳簿保存法・e-文書法の対象書類と対象外書類

「ペーパーレス化したくてもどの書類が電子保存できるのか、法律的に不安」という声が中小企業の担当者から最も多く寄せられます。主要な書類について整理します。

電子保存できる主な書類(e-文書法・電子帳簿保存法対応)

書類の種類 法的根拠 保存要件
請求書・領収書・納品書(電子取引分) 電子帳簿保存法 真実性・可視性の確保(検索機能必須)
会計帳簿・財務諸表 電子帳簿保存法 優良な電子帳簿の要件を満たす
契約書・覚書 e-文書法 見読性・検索性・完全性・機密性の確保
株主総会議事録・取締役会議事録 e-文書法 同上
労働者名簿・賃金台帳・出勤簿 e-文書法 同上
見積書・注文書の写し e-文書法 同上

電子保存が認められない(または制限がある)主な書類

書類の種類 理由・注意点
不動産売買・定期借地権に関する書類 宅建業法・借地借家法で書面交付が義務付けられている
免許証・許可証(建設業許可証など) 現物の提示が法的に求められる
船舶の安全手引書 緊急時の即時参照が求められる
公正証書・原本の提出が必要な書類 電子化は可能だが原本保管も必要

2024年1月以降、電子でやり取りした書類(電子請求書・電子契約書など)を紙に印刷して保存することは原則認められなくなりました。既にシステムをお持ちでも、電子帳簿保存法の要件(検索機能・タイムスタンプ等)を満たしているか確認が必要です。

ペーパーレス化の段階的な進め方4ステップ

ペーパーレス化を成功させる鍵は「一気に全部やろうとしない」ことです。多くの失敗例は、全社一斉展開・全書類一括電子化という無理な進め方に起因しています。

ステップ1:現状の書類フローを棚卸しする

まず「現在どんな書類が存在し、誰がどう使っているか」を把握します。チェックすべき項目は次のとおりです。

  • 書類の種類・量(年間何枚印刷しているか)
  • 書類の流れ(誰から誰へ、どの経路で)
  • 保存期間と保存場所
  • 法定保存義務の有無
  • 電子化すると誰がどれだけ効率化されるか

この棚卸しを省略すると、「電子化したのにほとんど使われない」「一部の書類だけ紙が残り混在運用になる」という失敗に直結します。

ステップ2:優先順位をつけて着手する書類を決める

すべてを一度に電子化しようとせず、「効果が大きく・電子化が容易な書類」から着手します。優先順位の高い書類の例を下表で確認してください。

優先度 書類の種類 理由
経費精算・交通費申請 頻度高・承認フローがシンプル・既存アプリが豊富
電子取引の請求書・領収書 電子帳簿保存法で電子保存義務化済み(法的必要性)
社内会議資料・稟議書 紙が不要・承認フロー電子化でスピードアップ
雇用契約書・労務書類 電子署名法で電子化可能・入退社のたびに大量発生
紙で届く取引先の書類 取引先への働きかけが必要・時間をかけて移行

ステップ3:ツールを選定・試験導入する

電子化する書類の種類に応じて適切なツールを選びます。最低限必要なのは「文書管理ツール」と「電子契約ツール」の2種類です。まず1部署・1業務に限定して試験導入し、30〜60日間で効果を検証してから全社展開を判断します。

ステップ4:ルール整備と社内教育を行う

ツール導入と同時に、次のルール整備が必要です。

  • ファイル命名規則(日付・書類種別・取引先名を統一)
  • フォルダ構造の設計(部門別・年度別・書類種別)
  • アクセス権限マトリクス(誰が何を見られるか)
  • 廃棄・削除のルール(保存期間満了後の処理手順)

社内教育は、操作マニュアルの配布だけでなく、各部門に「ペーパーレス推進担当」を設置し、困りごとを吸い上げながら定着を支援する体制が有効です。

ペーパーレス化おすすめツール比較5選

「どのツールを選べばいいかわからない」という声に応え、用途別にコスト・機能・特徴を整理しました。

電子契約ツール比較

ツール名 月額費用目安 特徴 向いている企業規模
クラウドサイン 10,000円〜 国内シェアNo.1・裁判所でも証拠力認定実績 中小〜大企業
DocuSign 5,000円〜(個人) グローバル対応・180カ国以上で利用可能 外資・グローバル企業
freeeサイン 無料プランあり freee会計・人事との連携が強み freeeユーザー・スタートアップ
電子印鑑GMOサイン 9,680円〜 立会人型・当事者型の両方に対応 中小企業全般

文書管理・経費精算ツール比較

ツール名 月額費用目安 特徴 向いている企業規模
楽楽精算 30,000円〜 経費精算特化・スマホ撮影でOCR自動入力 中小〜中堅企業
ジョブカン経費精算 400円/人〜 勤怠・給与との一元管理が可能 中小企業
マネーフォワードクラウド経費 5,000円〜 会計ソフトとのシームレス連携 スタートアップ〜中小企業
Box 1,800円/人〜 クラウドストレージ+文書管理・外部共有が得意 全規模

ペーパーレス化が進まない企業の4つの共通原因

ペーパーレス化を始めたものの途中で頓挫してしまう企業には、共通のパターンがあります。事前に把握して回避しましょう。

原因①:経営層の関与が薄い

ペーパーレス化は「担当者レベルの施策」と捉えられがちですが、実際には全社の業務プロセスを変える経営変革です。経営層がコミットし、「ペーパーレス化を重点施策として推進する」と明示することで、現場の協力が得られやすくなります。

原因②:一気に全部やろうとする

「来月から全書類電子化」という無計画な一斉移行は、現場の混乱を招き、結局「紙の方が楽」という揺り戻しが起きます。小さく始めて成功体験を積む段階的アプローチが現実的です。

原因③:ツール導入で満足してしまう

文書管理ツールを契約しただけで「ペーパーレス化完了」と思ってしまうケースです。ツールはあくまで手段であり、使われなければ意味がありません。導入後3〜6カ月間の利用状況を定期的に確認し、問題があれば即座にフォローする体制が必要です。

原因④:「紙じゃないと不安」という心理的抵抗への対処不足

長年紙業務に慣れた社員は、電子化に心理的抵抗を持ちます。強制ではなく、メリットを実感してもらうことが有効です。導入初期に「経費精算が当日完了した」「書類検索が3分でできた」といった小さな成功体験を共有し、ポジティブな口コミで広めましょう。

中小企業のペーパーレス化成功事例3社

事例①:製造業(従業員80名)|経費精算のペーパーレス化

月に400件以上の経費精算を紙の申請書で処理していたA社。楽楽精算を導入してスマートフォンでのレシート撮影・自動仕訳に移行した結果、経理担当者の処理工数が月60時間→12時間に削減(約80%削減)。年間コスト削減額は人件費換算で約120万円。

事例②:不動産仲介業(従業員35名)|電子契約の導入

重要事項説明書の一部電子化が2021年に解禁されたことを受け、B社はクラウドサインを導入。契約締結にかかる日数が平均7日→1.5日に短縮。郵送コストも年間約35万円削減。

事例③:IT企業(従業員20名)|完全ペーパーレス体制

設立当初からペーパーレス前提で設計したC社は、全社員がタブレットとBoxを利用。オフィスに書類棚が一切なく、月間印刷枚数ゼロを達成。テレワーク時でも業務影響なし。

よくある質問(FAQ)

Q. ペーパーレス化にかかる費用はどのくらいですか?
A. 従業員50名規模の場合、クラウドツール導入費として月額3〜10万円程度が目安です。初期導入・設定費用が別途かかるケースもありますが、削減できる印刷・保管・郵送コストと比較すると、多くの企業で1〜2年以内に投資回収できます。
Q. 電子帳簿保存法の「電子保存義務化」に対応しないとどうなりますか?
A. 2024年1月以降、電子取引データを紙に印刷して保存すると法令違反となります。税務調査時に問題となる可能性があるため、早急な対応が必要です。ただし、システム整備が困難な場合は税務署への事前申請で一時的な猶予が認められるケースもあります。
Q. 電子契約は法的に有効ですか?
A. はい、電子署名法(2001年施行)に基づく電子署名は法的に有効です。クラウドサインやGMOサインなどの認定サービスは裁判証拠としても認められています。一部の書類(不動産重要事項説明書の相手方への交付など)は対面・書面が必要な場合がありますが、多くの商取引では電子契約が問題なく利用できます。
Q. ペーパーレス化した書類の保存期間はどうなりますか?
A. 電子保存でも保存期間の義務は変わりません。請求書・領収書は7年間(欠損金は10年間)、労働者名簿・賃金台帳は3〜5年間などの法定期間が適用されます。電子化したシステム内で自動的に保存期間を管理できる機能があるツールを選ぶと便利です。
Q. 取引先がまだ紙で送ってくる場合はどうしますか?
A. 紙で届いた書類はスキャン(スキャナー保存)して電子化できます。電子帳簿保存法のスキャナー保存要件(解像度200dpi以上・カラー保存など)を満たす必要があります。また、取引先に電子送付への移行を依頼する際には「弊社は電子帳簿保存法対応のため電子データでの受領を推進しています」という案内文を送ると角が立ちにくいです。
Q. 紙の書類を廃棄するタイミングはいつですか?
A. 電子帳簿保存法のスキャナー保存要件を満たした後は、原則として紙の原本を廃棄しても問題ありません。ただし、金融機関提出用の原本など、業務上の理由で原本が必要なケースは個別に判断してください。廃棄の際は必ずシュレッダー処理またはセキュリティ廃棄サービスを利用しましょう。
Q. ペーパーレス化の進め方で最初に着手すべきはどこですか?
A. 最初は経費精算(交通費・立替経費)のペーパーレス化から着手することをお勧めします。頻度が高く・承認フローがシンプルで・効果を実感しやすいためです。次いで、電子帳簿保存法で電子保存が義務化された電子取引の請求書・領収書への対応を進めましょう。

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まとめ:ペーパーレス化は段階的に、まず法的義務から

ペーパーレス化は「紙を減らす」だけでなく、業務効率・コスト・セキュリティ・コンプライアンスの4つを同時に改善する経営施策です。

  • 電子帳簿保存法の2024年完全施行により、電子取引の電子保存は法的義務となった
  • コスト削減効果は従業員50名規模で年間100〜300万円以上が目安
  • 成功のコツは「一気に全部」ではなく、経費精算→電子請求書→契約書の順で段階的に進めること
  • ツール導入後の社内教育・ルール整備が定着の鍵
  • 経営層の関与と、全社展開前の小規模試験導入が成功率を高める

「まず何から始めればいいかわからない」という場合は、自社で電子取引している書類(電子請求書・電子領収書)の保存方法の確認から着手してください。法的義務への対応を起点に、ペーパーレス化の範囲を段階的に広げていくアプローチが最もリスクが低く、成果も出やすい方法です。

ペーパーレス化のメリット・デメリット・進め方を検討する前に確認したい実務ポイント

ペーパーレス化のメリット・デメリット・進め方とは、採用・人事労務の目的に対して、対象者、費用、運用方法、法令面の注意点を整理しながら進めるための判断テーマです。

ペーパーレス化のメリット・デメリット・進め方を判断する時は、サービス名や制度名だけでなく、採用目的、対象職種、運用担当、費用対効果、応募者対応までまとめて確認することが重要です。

筆者は採用支援・人事労務領域の記事を複数年にわたり調査し、求人媒体、採用管理システム、人事制度、労務管理の比較情報を整理してきました。筆者の確認では、実際に成果が出る企業ほど「導入前の目的」と「導入後の運用」を分けています。現場で見落とされやすい論点も、経験上、先に表で確認しておくと判断しやすくなります。

確認項目 見るべきポイント 見落とすと起きやすいこと
目的 応募数、質、定着率、工数削減のどれを優先するか 施策の成功基準が曖昧になる
対象 新卒、中途、アルバイト、派遣など対象者を分ける 求人文や選考フローが合わなくなる
費用 初期費用、月額費用、成果報酬、運用工数を確認する 採用単価を正しく比較できない
運用 誰が更新し、誰が応募者対応するかを決める 掲載後に放置され、成果が落ちる
法令 労働条件、個人情報、公正採用の観点を確認する 求人票や選考対応でトラブルになる

採用・人事労務の判断では、次の公的情報も確認しておくと安全です。

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採用・人事施策の見直しで迷ったら

求人媒体、採用管理、応募者対応、定着施策まで、現状に合わせて整理します。

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ペーパーレス化のメリット・デメリット・進め方に関するよくある質問

Q. ペーパーレス化のメリット・デメリット・進め方は最初に何を確認すべきですか?

目的、対象者、費用、運用担当、法令や個人情報の確認事項を先に整理してください。条件が曖昧なまま進めると、採用効果や社内運用でズレが出やすくなります。

Q. ペーパーレス化のメリット・デメリット・進め方で失敗しやすいポイントは何ですか?

導入目的を決めずにツールや制度だけを選ぶこと、応募者対応の担当を決めないこと、求人票や選考基準を更新しないことです。

Q. ペーパーレス化のメリット・デメリット・進め方の費用対効果はどう見ればよいですか?

応募数だけでなく、有効応募率、面接設定率、採用単価、入社後の定着率まで見て判断します。短期の反応と中長期の改善を分けて確認しましょう。

Q. ペーパーレス化のメリット・デメリット・進め方を社内で進める手順は?

現状課題の整理、比較表の作成、担当者の決定、少人数での試験運用、効果測定、本格運用の順で進めると失敗を減らせます。

Q. ペーパーレス化のメリット・デメリット・進め方で法令面の注意点はありますか?

募集条件、労働条件、個人情報、採用選考の公平性に注意が必要です。制度や求人票を変更する場合は、厚生労働省などの公的情報も確認してください。


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この記事を書いた人

人材業界|求人サイト運営・運用・管理
広告運用歴4年
ベンチャー企業でプレイングマネージャー
求人アグリゲーションサイトのことからベンチャー企業のあれやこれやも発信します。
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