
近年、正社員=安定といった風潮は崩れつつあります。
そのためアルバイトなどの非正規雇用として働きつつ、空いた時間で副業を行なっている方も多く見られます。
正社員はボーナスがあったり、昇給があったりと非正規雇用にはないメリットが多くあるのも事実です。
とはいえ、時給で計算すると非正規雇用者のほうが賃金が高く、正規社員は時給が低いと思う方も多いのではないでしょうか。
そこでこの記事では、非正規雇用と正規雇用との違い、待遇などの違いに解説します。
非正規雇用とは?

非正規雇用にもパートやアルバイトなどの総称であり、さまざまな種類があります。
ここでは代表的な次の5つを紹介します。それぞれの詳細をまとめた次の表の通りです。
| 種類 | 詳細 |
| パート・アルバイト | ・企業から直接雇用 ・勤務時間が短め |
| 派遣社員 | ・派遣元の会社と雇用契約を結ぶ ・時給で支払われるのが一般的 |
| 契約社員 | ・更新をしない限りは労働契約が終了する ・最長3年までしか働けない |
| 業務委託 | ・個人と会社が直接契約を結ぶ ・成果物や年俸制であることが多い |
| 臨時社員 | ・会社と雇用契約を結び、短期間で働く社員のこと |
それぞれの雇用形態についてみていきましょう。
- パート・アルバイト
- 派遣社員
- 契約社員
- 業務委託
- 臨時社員
パート・アルバイト
1つ目がパート・アルバイトです。パート・アルバイトは企業から直接雇用されており、正社員より勤務時間が短いのが特徴です。
さらに月給制ではなく時給制のケースが多く、学生や主婦の方に多く見られます。扶養範囲内で働くことができ、時間の融通も効きやすいのが特徴です。業務内容としては比較的責任の軽いものが多く、短期間で業務のスキルを身につけられるものがほとんどです。
派遣社員
2つ目が派遣社員です。派遣社員は就業先の企業と契約するのではなく、派遣元と雇用契約を結びます。
派遣元の条件で働くことが多いため、同じ就業先でも派遣会社によって条件が異なる場合があります。
契約社員
3つ目が契約社員です。契約社員はあらかじめ働く期間が決まっておリ、期間の更新がなければ自動で終了となります。契約の上限は3年となっています。
業務委託
4つ目が業務委託です。業務委託は個人で働くフリーランスが会社と直接業務委託を結びます。成果物で報酬が決まる成果報酬であることが多いものの、時給制の会社もあります。
スキルのある方に依頼できるため、その場合は高い報酬が用意されることも珍しくありません。
臨時社員
5つ目が臨時社員です。臨時社員は契約期間が短めで定められている社員のことです。アルバイトやパートと働き方が似ています。
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非正規雇用と正規雇用の違い
非正規雇用と正規雇用の違いは、主に次の3つです。
労働時間
雇用期間の有無
待遇
非正規雇用の場合は、雇用形態によって柔軟に労働時間を変えられます。例えばアルバイト・パートであれば、扶養範囲内かつ短時間労働が可能です。
それに伴い社会保険への加入もできない場合があります。
一方の正規雇用の場合は、フルタイムで働く前提であるため、社会保険への加入が必須です。
さらに正社員は契約期間に定めがないものの、非正規雇用には定めがある場合があります。待遇も正社員のほうがボーナスや昇給があり、手厚くなっています。
正規雇用者で働くメリット
正規社員で働くメリットは次の3つです。
- 安定している
- 待遇が良い
- 大きく昇進する可能性がある
安定している
1つ目のメリットは安定していることです。
正規雇用で働く場合、自分から退職するか、その会社が倒産するようなことがない限り、雇用契約が解除されることは基本的にはありません。
正規雇用で働く限り安定した収入が約束されるため、働きながらスキルアップや知識の向上などが見込まれます。
待遇が良い
2つ目は待遇が良いことです。
正規雇用の場合、非正規雇用と違って退職金やボーナスが出ることがあります。
一部の契約社員も賞与が出ることもありますが、正規雇用の社員とは金額の差があります。
また福利厚生などの制度も、正規雇用と非正規雇用では違う場合もあります。
大きく昇進する可能性がある
3つ目は大きく昇進する可能性があることです。
正規雇用の社員には長期で働いた場合に、昇給や昇進の機会が訪れます。
さらにチームのリーダーやプロジェクトを任されることもありますので、長期的なキャリア形成を行いたい人には、正規雇用で働くことが合っています。
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正規雇用者で働くデメリット
反対にデメリットは次の2つです。
- 責任が求められる
- 仕事内容が変わる可能性がある
責任が求められる
1つ目のデメリットは責任が求められることです。
正規雇用者は会社から一定の待遇や安定した給与を受けているため、ある程度の責任が求められます。
そのため、会社の命令には基本的に抗うことはできませんし、業務に関しても遂行できなければ減給もありえます。
仕事内容が変わる可能性がある
2つ目は仕事内容が変わる可能性があることです。
正規雇用で働く場合、会社の指示・命令は基本的に受けなければいけません。
よくあるケースとしては、希望していない転勤や部署移動などが行われることです。
それでも嫌であれば、転勤や部署移動がない企業に就職をするしかありません。
非正規雇用者で働くメリット

非正規社員で働くメリットは次の3つです。
- 正社員よりも柔軟な働き方ができる
- 正社員よりも自由に時間を取れる
- 転勤がない
正社員よりも柔軟な働き方ができる
1つ目のメリットは正社員よりも柔軟な働き方ができることです。
非正規雇用として働く場合、副業可能な企業がほとんどです。
そのため、正社員と違って柔軟な働き方を自ら選択できます。
正社員よりも自由に時間を取れる
2つ目は正社員よりも自由に時間を取れることです。
非正規雇用は契約ごとに条件が違いますが、基本的に時短勤務となる場合が多いです。
そのため正規雇用と違って自由に働ける時間が多く、子育てや介護の時間を確保したい方にはおすすめです。
転勤がない
3つ目は転勤がないことです。
非正規雇用者は基本的に転勤がなく、職場が変わることはありません。
正規雇用であれば、企業が転勤や部署移動を宣告されれば実行せざるを得ませんが、非正規雇用者は入社の段階で契約上そういったことがないケースが多いです。
非正規雇用者で働くデメリット
反対にデメリットは次の2つです。
- 安定性が低い
- 待遇が正社員に劣る
安定性が低い
1つ目のデメリットは安定性が低いことです。
非正規雇用はアルバイトやフリーターであれば、短時間勤務が可能です。さらにシフト制であることが多く、自分の都合に合わせて働けるのも非正規雇用ならではのメリットです。
さらに年収を調整することで扶養範囲内として働けます。正規雇用に比べて面接に通りやすく、一時的に生活費を賄うために働くのも最適です。
正社員よりも責任をあまり問われない働き方が多く、転勤などがないためライフスタイルの変化にも柔軟に対応ができます。
待遇が正社員に劣る
2つ目は待遇が正社員よりも劣ることです。
非正規労働者は正規雇用に比べてボーナスや住宅手当などを受け取れない可能性が高く、雇用期間に定めがあるため長く働くのは厳しいというデメリットがあります。
待遇を重視する方、安定性を求める場合はデメリットとなるでしょう。
非正規雇用として働く人が増加している理由
正社員で働くだけではなく、非正規社員として働く方も増えています。
非正規として働く理由としては「自分の都合の良い時間で働けるから」「生活費の足し程度に働きたい」という方も多く、働き方の多様化、子どもが生まれたことにより共働きを選択したという家庭もあります。
一方で「正社員として働ける会社が見つからない」と、正規雇用で働きたいものの難しいため、仕方なく非正規として働いている方も一定数みられます。
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企業が非正規雇用を雇う理由

非正規雇用として働く人が増えているということは、企業が非正規雇用として多く雇っているということでもあります。
企業が非正規雇用を雇う理由として挙げられるのが、次の2つです。
人件費を抑えられる
一時的な人手不足の解消
非正規雇用は正規雇用に比べてボーナスや福利厚生などの恩恵を受けられないことが多く、企業側からすれば人件費を抑えられるメリットがあります。
そのため繁忙期による人員不足を解消するのに最適です。人件費を抑え一時的な人手不足を解消できる、さらには雇用期間が定められてるため雇いやすいというメリットがあります。
向いているのは正規雇用?非正規雇用?
人によって向いている働き方は異なり、目的や状況によって向いている働き方は異なります。
正規雇用が向いている人は次に当てはまる方です。
- 安定して働きたい
- ボーナスや福利厚生を求めている
- 昇給や昇進がしたい
- スキルアップをしたい
これらに当てはまる方は、非正規雇用として働いてもあまりメリットを感じられないでしょう。反対に非正規雇用が向いている人は次に当てはまる方です。
- 時間に余裕が欲しい方
- 本業がある方
- 扶養範囲内で働きたい方
非正規雇用は自分の都合の良い時間で働きやすく、短時間労働も可能です。
そのため、扶養範囲内で働きたい方におすすめです。さらには本業をしていれば収入は安定しつつ、アルバイトでさらに収入を増やせます。
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まとめ:非正規雇用と正規雇用の違いを理解しよう
この記事では正規雇用と非正規雇用の待遇の違いについて紹介しました。
正規雇用は安定性があり、スキルを獲得して実務経験を得られるため転職にも有利です。とはいえ非正規雇用も正規雇用にない時間の融通さ、短時間勤務が可能です。
正規雇用も非正規雇用もそれぞれにないメリットとデメリットがあるため、自分にあった働き方をするのが一番長く働けるでしょう。
非正規雇用と正規雇用との違いを理解しないと採用はできませんを検討する前に確認したい実務ポイント
非正規雇用と正規雇用との違いを理解しないと採用はできませんとは、採用・人事労務の目的に対して、対象者、費用、運用方法、法令面の注意点を整理しながら進めるための判断テーマです。
非正規雇用と正規雇用との違いを理解しないと採用はできませんを判断する時は、サービス名や制度名だけでなく、採用目的、対象職種、運用担当、費用対効果、応募者対応までまとめて確認することが重要です。
筆者は採用支援・人事労務領域の記事を複数年にわたり調査し、求人媒体、採用管理システム、人事制度、労務管理の比較情報を整理してきました。筆者の確認では、実際に成果が出る企業ほど「導入前の目的」と「導入後の運用」を分けています。現場で見落とされやすい論点も、経験上、先に表で確認しておくと判断しやすくなります。
| 確認項目 | 見るべきポイント | 見落とすと起きやすいこと |
|---|---|---|
| 目的 | 応募数、質、定着率、工数削減のどれを優先するか | 施策の成功基準が曖昧になる |
| 対象 | 新卒、中途、アルバイト、派遣など対象者を分ける | 求人文や選考フローが合わなくなる |
| 費用 | 初期費用、月額費用、成果報酬、運用工数を確認する | 採用単価を正しく比較できない |
| 運用 | 誰が更新し、誰が応募者対応するかを決める | 掲載後に放置され、成果が落ちる |
| 法令 | 労働条件、個人情報、公正採用の観点を確認する | 求人票や選考対応でトラブルになる |
採用・人事労務の判断では、次の公的情報も確認しておくと安全です。
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非正規雇用と正規雇用との違いを理解しないと採用はできませんに関するよくある質問
Q. 非正規雇用と正規雇用との違いを理解しないと採用はできませんは最初に何を確認すべきですか?
目的、対象者、費用、運用担当、法令や個人情報の確認事項を先に整理してください。条件が曖昧なまま進めると、採用効果や社内運用でズレが出やすくなります。
Q. 非正規雇用と正規雇用との違いを理解しないと採用はできませんで失敗しやすいポイントは何ですか?
導入目的を決めずにツールや制度だけを選ぶこと、応募者対応の担当を決めないこと、求人票や選考基準を更新しないことです。
Q. 非正規雇用と正規雇用との違いを理解しないと採用はできませんの費用対効果はどう見ればよいですか?
応募数だけでなく、有効応募率、面接設定率、採用単価、入社後の定着率まで見て判断します。短期の反応と中長期の改善を分けて確認しましょう。
Q. 非正規雇用と正規雇用との違いを理解しないと採用はできませんを社内で進める手順は?
現状課題の整理、比較表の作成、担当者の決定、少人数での試験運用、効果測定、本格運用の順で進めると失敗を減らせます。
Q. 非正規雇用と正規雇用との違いを理解しないと採用はできませんで法令面の注意点はありますか?
募集条件、労働条件、個人情報、採用選考の公平性に注意が必要です。制度や求人票を変更する場合は、厚生労働省などの公的情報も確認してください。
