「バイトルNEXTって聞いたことあるけど、どんな求人サイト?」
「バイトルNEXTは求人掲載した方が良い?」
など、バイトルNEXTについて気になっている採用担当者、経営者の方も多いのではないでしょうか。
この記事では、ここ数年TVCMの効果によって会員登録数が急増している『バイトルNEXT』について解説していきます。
求人広告の営業経験者だからこそ知っている、他ではあまり知られていないバイトルNEXTの推しポイントも紹介していますので、ぜひ最後まで読んでみてください。
おすすめの求人サイトの比較紹介はこちらでご覧ください。
バイトルNEXTとは?ユーザー層は?
バイトルNEXTとは、正社員向けの求人サイトで、アルバイト向け求人媒体『バイトル』の姉妹サイトです。
人気タレントを起用したプロモーションで認知度が一気に急増し、とくに正社員志向がある若い世代へのアプローチが強く伝わっています。
バイトルNEXTの掲載料金
今回は、東京都と愛知県に出した際の掲載料金を例にして紹介します。それぞれのプランと料金は以下となります。
※東京都(応募先が千代田区、港区、中央区、渋谷区、新宿区、豊島区の場合)
プラン名 | 基本料金 | 掲載期間 |
---|---|---|
Pプラン | ¥300,000~ | 2週間 |
PLプラン | ¥220,000~ | 2週間 |
Dプラン | ¥142,000~ | 4週間(8週間、12週間) |
Cプラン | ¥95,000~ | 4週間(8週間、12週間) |
Bプラン | ¥57,000~ | 4週間(8週間、12週間) |
Aプラン | ¥38,000~ | 4週間(8週間、12週間) |
※愛知県(応募先が名古屋市中区・中村区のいずれかの場合)
プラン名 | 基本料金 | 掲載期間 |
---|---|---|
Pプラン | ¥210,000~ | 2週間 |
PLプラン | ¥154,000~ | 2週間 |
Dプラン | ¥99,000~ | 4週間(8週間、12週間) |
Cプラン | ¥67,000~ | 4週間(8週間、12週間) |
Bプラン | ¥40,000~ | 4週間(8週間、12週間) |
Aプラン | ¥27,000~ | 4週間(8週間、12週間) |
基本プランは全部で6種類で、掲載順位が上位順でP→PL→D→C→B→A となっています。
P、PLプランは、2週間掲載のみ。
D〜Aプランは、4週間、8週間、12週間プランとなっています。
バイトルNEXTの特徴・機能
ここでは、バイトルNEXTの特徴を順番に詳しく紹介していきます。
- 会員属性は若年層が中心
- 幅広い職種に適している
- 原稿修正が何度でも出来る
- 無料でバイトルにも同時掲載可能
- 電話からの応募対応漏れの対策がある
- しごと体験、職場見学ができる
- 追加オプションでアプローチが可能
バイトルNEXTの特徴1.会員属性は若年層が中心
バイトルNEXTは34歳以下の若手が51%を占めており、バイトルNEXTの会員属性は若手層が中心となっています。
未経験もしくは社会人経験が浅い求職者が多く、掲載案件の約8割が年収400万円以下の企業というのもバイトルNEXTの特徴と言えるでしょう。
男女比率はほぼ同率で偏りがありません。
バイトルNEXTの特徴2.バイトルNEXTは幅広い職種に適している
バイトルNEXTの強みの1つが、幅広い職種に適していることです。
特に経験やスキルを求めず積極的に採用を目指しているので人材育成に積極的な企業が多い傾向にあります。
バイトルNEXTに掲載されている主な職種としては、以下が挙げられます。
- 販売
- 飲食
- 製造
- 運輸
- 軽作業
- ドライバーなど
年代別の応募結果をみると飲食業界は約7割。さらに、IT.営業・医療・介護・福祉業界の半数が10代〜20代からの応募結果となっています。
一方で、物流や製造、建設、土木業は年齢層が高い傾向にあります。
『バイト経験を活かして社員になりたい』という正規雇用への関心が強く、働く意欲の高い人材を求めている企業にバイトルNEXTは向いているでしょう。
バイトルNEXTの特徴3.原稿修正が何度でも出来る
バイトルNEXTは掲載中の原稿修正が無料で何度でも出来るのが特徴です。
仮に求めるターゲットが途中で変わっても、期間内であれば応募状況に応じてすぐに書き換えることができます。
採用のターゲットが変わる事で、掲載契約をやり直す必要もないので、手間やコスト削減にも繋がるでしょう。
さらに、バイトルNEXTにはユーザーからのアクセス数をチェック出来る『応募分析レポート』という機能があります。
数値から効果を検証して原稿をブラッシュアップすることで効果UPに繋げる策略もあります。
バイトルNEXTの特徴4.無料でバイトルにも掲載連動
バイトルNEXTは無料でバイトルにも掲載連動してくれます。
バイトルはアルバイト向けの求人サイトですが、バイトルに登録している会員の約5割は『いずれは社員になりたい』と思っているユーザーです。
つまり同時連載することで
- 仕事を探している
- 正社員になりたい
- 求人サイトで仕事を探そう
という応募意欲が高い顕在層にも自然とアプローチを仕掛けられます。
自社の求人をどれだけのユーザーの目に止めさせるかも採用活動では欠かせないポイントです。
バイトルNEXTの特徴5.電話応募の対応漏れ機能がある
電話応募が不通時の場合、SMSでお知らせしてくれる機能があります。
応募者への対応がどれだけ早いかで、採用結果は大きく変わります。
もし連絡が遅いと、求職者は不満を感じたり、対応が早い企業に決めてしまったりするため、応募者を取り逃してしまいます。
対応の早さで求職者を逃さないのが採用への近道なので、バイトルNEXTを利用することで採用が加速するでしょう。
バイトルNEXTの特徴6.しごと体験、職場見学ができる
バイトルNEXTでは求職者がしごと体験や職場見学ができます。就労前に実際の職場を見せる機会を設けることで、求職者とのミスマッチの軽減に繋がるでしょう。
この体験・見学を原稿に載せた場合、バイトルNEXTのデータによると1.3倍応募効果がUPしているのが分かっています。
バイトルNEXTの特徴7.追加オプションでアプローチが可能
バイトルNEXTは追加オプションがあり、求職者の行動データを分析して、積極的にユーザーへアプローチすることができます。
詳細は以下の通りです。
iスカウト | iアプローチ | |
---|---|---|
①特徴 | 希望するユーザーを選択して送るダイレクトメール | マッチングする確率が高いユーザーへ自動で送るダイレクトメール |
②共通点 | 原稿内容とマッチングするユーザーを自動でリストアップ | 原稿内容とマッチングするユーザーを自動でリストアップ |
③違い | 原稿とユーザーが検索している希望条件に合わせておすすめ度が高い求職者に一斉送信 | ユーザーのプロフィールや行動データを見ながら1人ずつ選択してダイレクトメールを送る |
④企業側の設定作業の有無 | 不要 | 自社で選択して送信 |
企業からオファーすることで、求職者に自社の存在を知ってもらうことができます。
採用活動を効率よくする為には、応募をひたすら待つのではなく、掲載中の限られた期間に時には攻めることも必要ということです。
バイトルNEXTのメリット・デメリット
他媒体と比べて、バイトルNEXTには以下のメリット・デメリットがあります。
以下の4つバイトルNEXTの強みを順番に解説していきます。
- 情報量が満載の原稿
- 動画機能で求職者に働くイメージを持たせる
- 修正原稿の反映が早い
- キャンペーンが豊富
- 正社員以外の求人には向かない
- 掲載課金型なのでリスクがある
バイトルNEXTの4つのメリット
まずはメリットから紹介していきます。
メリット1.情報量が満載の原稿
バイトルNEXTの原稿は、プラン関係なく情報量が満載です。
他社の媒体は料金プランによって原稿に載せられる画像数や、テキストの量が制限されてしまいます。
しかし、バイトルNEXTは、どの料金プランでも同じ原稿量で、求職者が知りたい情報をしっかり伝えられるのです。「原稿量が足りず、自社の魅力を伝えきれない」という心配もないので、企業にとっては嬉しいですよね。
その上、バイトルNEXTの掲載内容については比較的自由です。
つまり、掲載のコンセプトやアイデアによって求職者にどのように伝えていくか戦略的にアプローチできるのです。
メリット2.動画配信機能で企業の魅力を伝えられる
バイトルNEXTでは動画配信をすることで、企業の魅力をよりリアルに伝えられます。
1分間の動画で180万文字の情報伝達量があると言われているため、動画でメッセージや仕事風景をアピールすることは非常に効果的です。
また、求職者がどの企業で働くかを決めるポイントには『この会社で働く自分が想像出来るか』、というのも決め手の一つとして挙げられます。
実際に働いている現場の雰囲気や、働く仲間からのメッセージを、写真ではなく動画にすることで、よりリアルに伝えることが出来るのです。
メリット3.修正原稿の反映が早い
バイトルNEXTは、掲載中に原稿修正してからサイトへ反映するのがとにかく早いのが特徴です。
他媒体の場合、早くて翌日、もしくは金曜日に修正依頼した場合は週明けになるなど、反映に時間を要します。
そうなると、新しい原稿に反映するまでの間に応募があった場合、求職者との間にトラブルが起こる可能性もあります。
一方、バイトルNEXTは反映までに最短1時間というかなりスピーディーなので掲載期間の限られた時間を無駄なく最大限に活用できるのです。
メリット4.キャンペーンが豊富
バイトルNEXTは、企業にとって嬉しいキャンペーンが豊富に揃っているのも魅力です。
例えばこんなキャンペーンがあります。
キャンペーン | 内容 |
---|---|
リトライプラン | 目標応募数に満たなかった場合、無料で延長できる。 |
はじめましてキャンペーン | 初めて掲載する企業や、一定期間掲載がなかった企業向けに、掲載期間延長+スカウトメールを送れる。 |
GWやお盆、年末年始の1週間延長CP | 対象期間中の契約で1週間掲載延長ができる |
キャンペーンが充実させる事で、採用活動が難航しても、他媒体への乗り変えを防ぐ事ができるので、企業にとっても媒体にとってもメリットと言えるでしょう。
バイトルNEXTの2つのデメリット
続いてバイトルNEXT続いてのデメリットについて以下の2つを紹介していきます。
デメリット1.正社員・契約社員以外の求人には向かない
バイトルNEXTは正社員・契約社員の募集に強い求人サイトなので、それ以外の雇用形態の求人募集には向きません。
他にも、
- ユーザーの半数以上が20代~30代⇒40代以上の募集には向かない
- 未経験から新しい業界・職種にチャレンジするユーザーが多い⇒ハイクラス向けの求人募集には向かない
などのデメリットもあります。
デメリット2.掲載課金型なのでリスクがある
バイトルNEXTの料金形態は「掲載課金型」なので、採用人数が多くても少なくても同じ費用がかかります。
「大人数を採用すれば採用単価が下がる」というメリットがありますが、その反面で「成果が見込めず費用だけかかる可能性もある」というデメリットがあります。
メリット | デメリット | |
---|---|---|
掲載課金型 | 大人数を採用すると採用単価が下がる | 成果が出なくても費用がかかるのでリスクが高い |
成果報酬型 | 成果に応じて費用が発生するのでリスクが低い | 大人数採用すると費用がかさんでいく |
「リスクを取りたくない」「費用を抑えて採用したい」という場合は成果報酬型の求人広告をおすすめします。
バイトルNEXTの採用率を上げる工夫
バイトルNEXTでは採用率を上げるためにこんな工夫ができます。
- 動画取材には経歴が長い社員
- ポテンシャルの高い未経験者層
動画取材には経歴が長い社員
バイトルNEXTの強みである「動画」で採用率を上げるための工夫としては、動画インタビューでは、あえて経歴が長い人に出演してもらうことです。
経歴が長い社員を出すことで、自社ならではの経験をリアルに伝えられるからです。
たしかに、求職者と年齢が近い若手社員からのメッセージには、働くイメージを与えやすく共感を得やすいというメリットはあります。
ただ経験が浅い分、その企業だからこそ経験した内容というより、社会人としてのメッセージになりがちという難点もあるのです。
一方、さまざまな業務に携わり困難を乗り越えた経験値の高い社員からのメッセージでは
『こんな壁にもぶつかったけど、どんな方法で乗り越え今に至るのか』
それは一緒に働く仲間だったのか、新しい技術やノウハウを高めたからなのか、というメッセージにもストーリー性があり、その企業の内部についてもリアルに伝えられるメリットがあります。
良いことも悪いことも含めて、企業のことを理解して、それでも働きたいと思ってくれた人材を採用したいという意図が込められているのです。
ポテンシャルの高い未経験者層をターゲットにする
バイトルNEXTにはポテンシャルが高い未経験者が多いです。というのも「未経験から正社員になりたい!」「フリータ―だけど、そろそろ正社員にならないと…」など正社員で働きたいけど、なかなか働けないというユーザーがバイトルNEXTには多いのです。
例えば、25歳後半、フリーターで30代半ば、非正規派遣で40代後半という属性の求職者がゴロゴロいます。なぜかというと、このようなユーザーは、マイナビ転職やdodaという大手転職サイトでは履歴書が汚れてしまって書類選考で落とされてしまう現実があります。
それに対して、バイトルNEXTはシステム上、基本情報を入れるだけで応募ができて、書類選考の流れがありません。企業によって書類選考を行うケースはありますが、ブランクがある方や、はじめて正社員になるユーザーは好んで利用している背景があるのです。したがって、未経験者層でも将来を見据えて働きたいポテンシャルを秘めているユーザーがいるのも推しポイントの一つと言えます。
バイトルNEXTの口コミ・評判
ここでは、バイトルNEXTで求人掲載している企業の口コミを紹介していきます。
ネットやSNSに合った口コミを抜粋して、「良い口コミ」と「悪い口コミ」に分けて紹介していきますので、ぜひ参考にしてくださいね。