【効果抜群】Googleしごと検索とは?掲載方法や料金をプロが解説

Google for Jobs」という求人サイトをご存じですか?日本では「Googleしごと検索」と呼ばれます。

Google for Jobs(Googleしごと検索)は、世界最大手の検索エンジンであるGoogleが提供している検索エンジン型求人サイトです。

利用することで自社のホームページに掲載している求人情報がGoogleの検索結果にも表示され、より多くの求職者の目に留まるようになります。

そこで今回は、多くの方に利用されているGoogle for Jobsについて、特徴やメリットとデメリット、効果を出すポイントについてご紹介していきます。

目次

Google for Jobs(Googleしごと検索)とは?

Google for Jobs(Googleしごと検索)とは?

Google for jobsとは、Googleが提供している「求人検索エンジン」です。
求人検索エンジンはインターネット上にある求人情報を収集して表示しているため、求職者としては1つ1つのサイトを訪問する手間が省ける話題のサービスです。

Googleしごと検索は、求人検索エンジンとしては「Indeed」と並んで人気が高く、日本人の8割近くが利用しているGoogleで上位表示されるので、企業側にとっても「多くの求職者に閲覧してもらえる」というメリットがあります。

求人検索エンジンとは

求人検索エンジンとは、ネット上のあらゆる求人情報をまとめて見ることができるサイトのことです。
日常生活でよく使用されている「Google」や「Yahoo!」の検索エンジンの求人版のようなものと考えてください。

求人検索エンジンには様々なウェブサイトの求人情報が集約されており、求職者が簡単に求人情報を検索したり応募することができます。

求人検索エンジンと求人サイトの違い

求人検索エンジンは、インターネットから自動的に求人情報を集めて表示させています。

そのため個別に求人情報を登録する必要がありません。
自社内の掲載サイトもしくは、特定の求人サイトから自動的に情報が掲載される点が、求人サイトとの大きな違いです。

こちらでは求人検索エンジンの主要サイトを比較しているので、ぜひ参考にしてください。

求人検索エンジン一覧

求人検索エンジンとして有名なのが、今回ご紹介している「Googleしごと検索」や「Indeedなどがありますが、その他の、一般的な求人検索エンジンの一覧をご紹介します。

  • 求人ボックス – 一般的な検索エンジンにおいて、特定のクエリに対して求人情報をまとめて表示するボックス。カカクコムが運営。
  • スタンバイ – 日本の求人情報を提供する検索エンジン
  • Careerjet(キャリアジェット) – グローバルに求人情報を提供するエンジン
  • ジョーブル – 日本国内の求人情報に特化した検索エンジン
  • 仁王(におう) – 日本の求人情報を検索できるプラットフォーム
  • LinkedIn(リンクトイン) – プロフェッショナルネットワークと求人情報が統合されたプラットフォーム。
  • Glassdoor(グラスドア) – 企業の評価やレビューとともに求人情報を提供するサイト。
  • Monster(モンスター – 世界的な求人検索エンジンで、広範な業界や地域の求人情報を提供。
  • CareerBuilder(キャリアビルダー) – アメリカを中心に求人情報を提供するサイト。
  • SimplyHired(シンプリハード) – インターネット上の複数の求人情報ソースから情報をまとめて提供するサイト。
  • ZipRecruiter(ジップリクルーター) – 求人情報を企業と求職者にマッチングさせるプラットフォーム。
  • Snagajob(スナガジョブ) – アルバイトやパートタイムの仕事に特化した求人検索エンジン。
  • Dice(ダイス) – テクノロジー関連の求人情報に特化したサイト。
  • JobStreet(ジョブストリート) – アジア太平洋地域に焦点を当てた求人検索エンジン。
  • Naukri(ナウクリ) – インドを中心にアジアで広く利用される求人情報サイト。
  • StepStone(ステップストーン) – 欧州を中心に求人情報を提供するサイト。
  • Seek(シーク) – オーストラリアとニュージーランドの求人情報に焦点を当てたサイト。
  • Reed(リード) – 英国を中心に求人情報を提供するサイト。

このように特定の地域や業界に焦点を当てたサービスや、特殊な検索機能を提供するエンジンもあり、採用企業と求職者を結びつけるためのプラットフォームとして利用されています。

Google for Jobs(Googleしごと検索)の求人掲載の仕組み

求人情報をGoogle for Jobsに表示させるためには、ウェブページ上の求人情報がクローリングされる必要があります。

求人検索エンジンのクローリングとは

「クローリング」とは、ウェブページを自動的に巡回し、情報を収集するプロセスを指します。

従来の求人媒体は依頼して掲載を行ってもらう形でしたが、求人検索エンジンではインターネット上に挙がっている求人情報を自動で掲載していく仕組みとなっています。

Googleで求人情報に関するキーワードの検索をかけた際、検索上位に「求人」と青い枠で表示されますが、これがGoogleしごと検索に掲載されている求人です。

さまざまな求人サイト、採用サイトの求人情報を掲載しているので、求職者にとってはそれぞれのサイトに訪問する手間が省け、仕事探しが楽になります。

職種や地域、投稿日などから絞り込みも行うことができ、求職者が自分に合った仕事を探しやすいようになっています。

なお、ウェブクローラーに対して、このページはクロールさせないという設定をしない限り、自動的にクロールされます。

さらに、Google Search Consoleを使用してサイトを登録し、求人情報をGoogle for Jobsに適切に表示するための最適化を行うことで、適切にクロールさせることができます。

Google for Jobs(Googleしごと検索)の特徴は「料金無料」で「上位表示」

Google for Jobs(Googleしごと検索)の料金は?

Google for jobsはネット上にある求人情報を収集しており、掲載に費用がかかりません。
Indeedのような「有料の広告枠」もないため、「費用をかけないと上位表示されない」「無料だと効果が出にくい」といったこともないのが特徴です。

Google for jobsの特徴としては「掲載費用が無料」「検索結果で上位表示される」の2つがあります。

Googleしごと検索(Google for jobs)の掲載料金は無料

Google for jobsはネット上にある求人情報を収集しており、掲載やクリックに費用がかかりません

Google検索画面で上位表示

また、Google for jobsはGoogleで上位表示されることもメリットです。リスティング広告(Googleの有料広告)のすぐ下に表示されるため、有料とほぼ同等の露出効果が得られる場合もあります。

Google for Jobs(Googleしごと検索)のメリット・デメリット

ではまずは、Google for Jobs(Googleしごと検索)のメリット・デメリットを見ていきましょう。

Google for Jobs(Googleしごと検索)
メリット
  • 検索上位を取れなくても上位表示される
  • 無料で求人広告を掲載できる
  • 利用者がどんどん増えている
  • 求人の絞り込みがしやすい
  • 企業のレビューが表示されるので魅力を伝えやすい
デメリット
  • 求人を直接掲載できない
  • サイト内で応募者の管理ができない
  • Google以外では表示されない
  • 有料プランがない

自社で使うかどうか判断するための材料としてチェックしてみてください。

Google for Jobs(Googleしごと検索)のメリット

Google for Jobsのメリット1.検索上位をとれなくても上位表示される

インターネットに求人広告を表示する時に、現在は検索上位という話題が多く出ると思います。

これはユーザーが求人を探して検索を行った時に上位に表示されるかどうかということです。

Googleの場合、よりユーザーに価値を提供しているページを上位に表示させるようにしている(SEO:検索エンジン最適化)のですが、今はどの企業も検索で上位に表示されるように工夫(SEO対策)をしているので、新しく立ち上げたサイトが上位に表示されるのは難しいと言われています。

しかし、Google for Jobsの場合は、SEOが全く関係なく検索画面の上部に表示されるので、サイトパワーがなくてもユーザーの目に止まりやすいという点が魅力的です。

「新しく求人サイトを作ったばかりだけれども、より早く効果を出したい」という企業におすすめです。

Google for Jobsのメリット2.無料で求人広告を掲載できる

Google for Jobs(Googleしごと検索)は利用料が無料です。そのため、どの企業でも手軽に始めやすいという点が魅力的でしょう。

また、Googleしごと検索では広告枠(有料枠)は導入されていないため、「広告費を払っている企業だけが目立つ場所に表示される」といったこともありません。

Google for Jobs(Googleしごと検索)はお金をかけずに求人広告を掲載したいという企業におすすめのサービスです。

Google for Jobsのメリット3.利用者がどんどん増えている

Google for Jobsは2019年からスタートした新しいサービスですが、利用者が急増してきています。

何かを検索する時にGoogleを使う方が多く、Googleで求人の検索を行うと自動的にGoogle for Jobsが上位に表示されるので、自然と浸透してきているのだと考えられます。

検索をした時に上の方のページから開くという方は多いので、自然に目に触れやすいという点も魅力の1つと言えるでしょう。

Google for Jobsのメリット4.求人の絞り込みがしやすい

Google for Jobsの特徴としてユーザーからよく挙げられるのは、求人の絞り込みがしやすいという点です。

他の求人サイトでも絞り込み検索を行えますが、Google for Jobsの場合は絞り込みを行った時点ですぐに結果が反映されるので、求職者はノンストレスで自分に合った求人を探すことができるという点が人気と言われています。

また、地域名だけではなく特定の場所から半径〇メートルといった距離指定で求人を探すこともできるので、より細かく自分の務めたい企業を探すことができる仕様となっています。

Google for Jobsにはたくさんの求人広告が掲載されていますが、この詳細な絞り込みのおかげでより自社に合った求職者が自社のサイトにたどり着きやすく、求める人材が応募してきやすい設計になっています。

Google for Jobsのメリット5.企業のレビューが表示されるので魅力を伝えやすい

Google for Jobsは、Googleに掲載されている企業レビューが求人と一緒に表示される仕様となっています。

そのため、企業レビューの数値が高い企業であれば、求職者もより安心して応募できるのです。

反対にレビューが悪い場合には従業員の満足度をどのように高めていくかを考えることで、応募の増加が期待できます。

企業の魅力を第三者の声で求職者に伝えられるので、応募の増加、ミスマッチの減少が期待できるでしょう。

Google for Jobs(Googleしごと検索)のデメリット

Google for Jobsには多くのメリットがありますが、その反面で他の無料求人サイトや有料求人サイトと比較して使いづらいと感じる部分もあります。

ここではそんなGoogle for Jobsのデメリットについて触れていきます。

Google for Jobsのデメリット1.求人を直接掲載することはできない

Google for Jobsの1番のデメリットと言われるのは、求人を直接掲載することができないという点です。

同じ求人検索エンジンでもIndeedであれば求人を直接掲載できますが、Google for Jobsの場合は「求人情報をネット上に公開し、そのページをGoogle for Jobsに対応させる」という方法をとらなければいけません。

そのため、「採用サイトなどを持っていないけどGoogle for Jobsに掲載したい」という場合は、自社で採用サイトを作るか、Google for Jobsに対応している求人広告サイトに登録する必要があります。

Google for Jobsのデメリット2.サイト内で応募者の管理ができない

Google for Jobsでできるのは求人広告を掲載することだけで、応募者の管理はできません

そのため、応募してきた人の管理は掲載している自社求人サイトや使っているサイト内で行う必要があります。

他の無料サイトでは応募者の管理を行えるサービスもたくさんあるので、不便に感じる担当者の方もいるようです。

Google for Jobsのデメリット3.Google以外では表示されない

現在、日本人の76%がGoogleを使っていると言われています。しかし、逆にいえば残りの24%の方はGoogleを使ってないということになります。

Google for JobsはGoogle以外の検索エンジンを使った場合には表示されないため、Googleを使うユーザーにしかアプローチできません。

大半の方がGoogleを使っているから問題ないと思う企業はそれでいいと思いますが、この点が気になる担当者の方は他の求人サイトも併用して使う方がよいでしょう。

Google for Jobsのデメリット4.有料プランがない

Google for Jobsは無料で利用できるようになっています。

他の無料求人サイトでは、有料プランを選べば上位に表示できるようになっているところが多いですが、Google for Jobsの場合はそのような有料プランは一切用意されていません

Google for Jobsでは、検索順位はありますがそのロジックは一切公表されておらず、通常のGoogle検索同様、価値の高いコンテンツを上位に表示させていると考えられています。

そのため、しっかりとサイトを作り込まなければなかなか上位表示させることは難しく、他の求人に埋もれてしまう可能性もあるので注意が必要です。

特に類似求人が多い求人内容の場合には、企業の規模やブランドイメージの高い求人票に太刀打ちすることが難しいといえます。

Google for Jobs(Googleしごと検索)の求人掲載方法

「Google for Jobs(Googleしごと検索)は自動で掲載してくれるから、放っておけばいいのでは?」と思われる方もいるかもしれませんが、掲載させるにはGoogle for Jobs(Googleしごと検索)に対応するカタチにしなければなりません。

Google for Jobs(Googleしごと検索)の掲載方法は?

Google for Jobsに掲載する方法は3つです。どれか1つの方法でGoogleしごと検索に求人を掲載させましょう。
・構造化マークアップをする
・Google for Jobs対応の求人サイトに掲載する
・Google for Jobs対応のATS(採用管理システム)を導入する

Google for Jobsの求人掲載方法1.構造化データのマークアップをする

Google for Jobsはインターネット上の求人情報を収集しているので、自社の採用サイトの構造化データのマークアップを行い、求人掲載する方法があります。

構造化データのマークアップとは「Google for Jobsが情報を収集できるように対応させたデータにすること」です。

専門的な知識が必要となるので、サイト作成に詳しい人や、サイトの制作会社などに依頼するといいでしょう。

参考:構造化マークアップ

Google for Jobsの求人掲載方法2.Google for Jobsに対応している求人サイトに掲載する

Google for Jobsに対応している求人サイトに掲載することで、自動で掲載が行われます。

求人サイトへの掲載費用はかかってしまいますが、多くの求職者の目にとめることができるでしょう。

Googleしごと検索に対応している求人サイトの例としては以下のようなものがあります。

  • バイトル
  • フロムエーナビ
  • マイナビバイト
  • マイナビ転職
  • doda
  • en転職
  • リジョブ
  • リクナビ派遣
  • エン派遣etc.

Google for Jobsの求人掲載方法3.Google for Jobsに対応している採用管理システムを導入する

Google for Jobsに対応している採用管理システム(ATS)を利用することで、自動的に採用情報を掲載させることができます。

採用管理システムとは、求職者の情報管理や採用サイトの作成、採用担当者の負担の軽減など、求人募集意外にもさまざまなメリットがあります。

まだ導入していない場合には対応しているものを検討してみてください。

Googleしごと検索に対応している採用管理システムには以下のようなものがあります。

  • engage(エンゲージ)
  • sonar ATS(ソナー)
  • ワガシャde-DOMO
  • 採用係長
  • ハイソル
  • HITO-Manager

Google for Jobs(Googleしごと検索)で効果を出す4つのポイント・コツ

「実際にGoogle for Jobs(Googleしごと検索)で効果は出るの?」「効果を出すにはどうすればいい?」と悩んでいるのではないでしょうか?

Google for Jobs(Googleしごと検索)で効果を出すポイントは以下の通りです。

効果を出すポイント
  1. 求職者が検索するキーワードを意識して求人に入れ込む
  2. 推奨プロパティを満たした求人内容にする
  3. 情報は常に最新にする
  4. 採用サイトを魅力的にする

Google for Jobsで効果を出すコツ1.求職者が検索するキーワードを意識する

求職者が検索するキーワードを意識して求人に入れ込むことが、Google for Jobs(Googleしごと検索)で効果を出すポイントです。

Google for Jobs(Googleしごと検索)は検索意図に合った求人情報を上位表示させるため、検索キーワードを意識した求人情報は上位に表示される可能性が高いです。

「自社の求人に興味のある求職者は、どんなキーワードで検索するだろうか」と考え、それをタイトルや求人内容に記載しましょう。

具体的には「職種+地域」が一般的に求職者が検索しやすいキーワードです。他にも「職種+働き方(テレワークなど)」「業界+雇用形態」など、自社の求人に合ったキーワードを掲載するといいでしょう。

Google for Jobsで効果を出すコツ2.推奨プロパティを満たした求人内容にする

Google for Jobs(Googleしごと検索)には掲載するべき必須プロパティと可能であれば入れておきたい推奨プロパティがあり、この推奨プロパティを満たした求人内容にすることで検索順位を上げることができます。

Googleのガイドラインでも、推奨プロパティが多いほど好まれることが明記されているため、Google for Jobs(Googleしごと検索)で成果を出したいなら満たしておきたいポイントでしょう。

Googleが明記している推奨プロパティは以下の通りです。

  • リモートワークのためにいる必要のある地域
  • 基本給
  • 雇用形態
  • 求人を出している組織の情報
  • 求人がリモートワークであるという情報

Google for Jobsで効果を出すコツ3.情報は常に最新にする

Google for Jobs(Googleしごと検索)に限らず、求人募集の際には情報を常に最新にする必要があります。

古い情報や間違っている情報があると求職者に不信感を与えるだけでなく、検索結果で上位表示されにくくなってしまいます。

求人情報は定期的に更新し、常に最新にするよう心がけましょう。

Google for Jobsで効果を出すコツ4.採用サイトを魅力的にする

Google for Jobs(Googleしごと検索)で効果を出すためには自社採用サイトを魅力的にする必要があります。

ここまでの3つのポイントはどれも「上位に表示させ、多くの求職者の目にとめるためのポイント」でしたが、多くの人の目に留まっても魅力を感じてもらえなければ意味がありません。

Google for Jobs(Googleしごと検索)から自社採用サイトに来た求職者に応募してもらうためにも、魅力的な採用サイトを作る必要があるのです。

近年の求職者は約8割が「企業の採用サイトを確認してから応募するか決める」という調査結果も出ているため、自社採用サイトがない企業は採用サイトの制作をおすすめします。

(出典:https://www.recruit.co.jp/newsroom/recruitjobs/press/pr20190708_1119.html)

Google for Jobs(Googleしごと検索)に向いている企業

Google for Jobsに向いている企業

Google for Jobs(Googleしごと検索)を利用するべき企業の特徴は以下の3つです。「利用するか迷っている」という場合は参考にしてみてください。

向いている企業
  1. 採用サイトへのアクセスを増やしたい
  2. 採用コストを抑えたい
  3. 複数種類の応募をかけたい

採用サイトへのアクセスを増やしたい

Google for Jobs(Googleしごと検索)は採用サイトの求人情報を、構造化マークアップすることで掲載できます。

採用サイトは「自社の魅力を制限なく発信できる」というメリットがある一方で「知名度がないとアクセスが集まりにくい」というデメリットがあります。

Google for Jobs(Googleしごと検索)に掲載することで、採用サイトのデメリットを補い、応募数の増加を狙えるでしょう。

採用コストを抑えたい

一般的な求人サイトでは掲載費用やクリック費用などがかかりますが、Google for Jobs(Googleしごと検索)であれば全て無料で求人掲載ができます。

そのため「採用コストを抑えたい」という企業にGoogle for Jobs(Googleしごと検索)の利用はおすすめです。

複数種類の応募をかけたい

Google for Jobs(Googleしごと検索)は無料で利用できるため、複数種類の応募をかけても費用がかさむ心配がありません。

そのため「複数の職種で応募をかけたい」という場合にはGoogleしごと検索の利用がおすすめです。

Google for Jobs(Googleしごと検索)とIndeedの違い

Google仕事検索とIndeedを使い分けることで更に効果を上げることができます。

Googleしごと検索と同じ求人検索エンジンに「Indeed」があります。

それぞれの違いを把握して、どちらがより自社に合っているのか考えてみましょう。

Indeedと比べたときのGoogleしごと検索の特徴
  1. 広告枠がない
  2. 検索上位に目立つように表示される
  3. 求人情報から直接応募できない
  4. 求人情報を手動で掲載できない
  5. 応募者管理機能がない

Indeedとの違い1.Google for Jobs(Googleしごと検索)は広告枠がない

Google for Jobs(Googleしごと検索)には有料の広告枠がありません

広告枠とは広告費を支払うことでより目立つ場所に求人情報を表示させられる枠のことです。

Google for Jobs(Googleしごと検索)はどの企業の求人も平等にランダムで表示されるというメリットもありますが、必ずしも目立つ場所に求人できないため十分な成果を得られない可能性もあります。

一方のIndeedでは広告費用をかけて求人を目立たせることが可能ですが、無料掲載では他の求人に埋もれやすいデメリットもあります。

Indeedとの違い2.Google for Jobs(Googleしごと検索)は検索上位に目立つように表示される

Google for Jobs(Googleしごと検索)は検索上位に「求人」と書かれた青い枠で表示されます。

そのため検索順位に埋もれることがなく、より多くの求職者の目に留まりやすいです。

実際に「東京 プログラマー」と検索をしてみたところ上から3番目にGoogle for Jobs(Googleしごと検索)が表示されていました。

Indeedは「東京プログラマー」と検索をするとが1番目に表示されていますが、青い枠内に表示されるためGoogle for Jobs(Googleしごと検索)の存在感も非常に大きいものがあります。

Indeedとの違い3.Google for Jobs(Googleしごと検索)は求人情報から直接応募できない

求職者側は、Google for Jobs(Googleしごと検索)に掲載されている求人情報から直接応募することができません。

掲載されている求人情報から掲載元(採用サイトなど)に飛んで、そこから応募する必要があります。

求職者の手間がかかるため応募されにくいというデメリットがありますが、自社の採用サイトや求人サイトを見てから応募してもらえるため、応募の質が良いことは企業側のメリットです。

一方で、Indeedは掲載されている求人情報から応募できるため、求職者は手間なく応募することが可能です。

Indeedとの違い4.Google for Jobs(Googleしごと検索)は求人情報を手動で掲載できない

Google for Jobs(Googleしごと検索)は求人情報を手動で掲載することができません。全てクローラーによって自動で掲載されていく形となっています。

一方でIndeedは自動掲載だけでなく手動で掲載する機能も搭載済みです。

これによって求人サイトを利用していない場合、また自社でホームページを持っていない場合でも求人掲載が行えるようになっています。

Indeedとの違い5.Google for Jobs(Googleしごと検索)は応募者管理機能がない

Google for Jobs(Googleしごと検索)は先ほども述べたように直接応募ができないため応募者管理機能が備わっていません

掲載するだけで応募は企業のホームページもしくは求人サイトで行われます。一方でIndeedにはサイト連携用と直接投稿用の2種類の応募者管理画面が備わっています。

求人検索エンジンの市場規模について

求人検索エンジンの市場規模は2023年から2030年にかけて拡大する見込みです。

この市場は、求人情報に特化したプラットフォームやサービスに関連する企業が増加しており、競争が激化しています。2023年から2030年の予測では、市場はさらに拡大し、新たな機能やサービスの導入により、求職者や企業のニーズにより適したプラットフォームが登場することが期待されています。

市場の成長をけん引する要因としては、技術の進化、デジタル化の進展、グローバルな労働市場の変化などが挙げられます。

特に、日本国内では「求人検索エンジン」や「エンジン」としての役割が注目されており、2023年から2030年にかけてその市場が拡大すると見込まれています。

また、2020年代中盤以降、市場はますます競争が激しくなると予測され、企業は効果的なマーケティング戦略やユーザーエクスペリエンスの向上に注力することが求められます。

まとめ:Google for Jobs(Googleしごと検索)に求人掲載して採用を進めよう

Google for Jobs(Googleしごと検索)は使いこなすと非常に効果の高い求人検索エンジンです。

Google for Jobs(Googleしごと検索)を利用することでより多くの求職者にアピールできます。

また、無料で求人情報を掲載できるため費用がかかることもありません。

しかし、構築化データのマークアップを自社で行えない場合は業者への依頼費もしくは求人サイトへの掲載費採用管理システムの導入費などがかかるため、どこに費用をかけることが自社にとって最良の選択なのかよく考える必要があるでしょう。

人材不足や採用難に陥っていて一刻も早く働き手が欲しいという企業はぜひGoogleしごと検索への求人掲載を検討してみてください。

自社に適した求人サイトを作成して効率よく採用を進めよう

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この記事を書いた人

人材業界|求人サイト運営・運用・管理
広告運用歴4年
ベンチャー企業でプレイングマネージャー
求人アグリゲーションサイトのことからベンチャー企業のあれやこれやも発信します。
indeed/求人ボックス/stanby/Google広告/seo

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